求職活動をしたふりでも失業保険はもらえる?求職活動実績さえあればOK!【裏ワザあり】

求職活動をしたふりでも失業保険はもらえる?求職活動実績さえあればOK!【裏ワザあり】

求職活動をしたふりをして失業保険はもらっておきたい」と考えたことがある方も多いのではないでしょうか。

せっかくの権利だから使っておきたい」と考える方もいるはずです。

結論から言えば、求職活動実績さえあれば「求職活動をするふり」をしても失業保険はもらえます

そこで今回は、求職活動をしたふりをしても失業保険を受け取れるかについて、転職経験が豊富な私が解説します。

これを知れば、あなたも求職活動をしたふりをしながら失業保険を受け取れるほか、同じ「ふり」でもアウトな「ふり」を知れるので、安全に失業保険を受け取れますよ。

また、本記事を読むことで、効率的に求職活動活動実績を重ねられる方法についてもわかります。

最後まで読めば、求職活動実績に関する内容を理解でき、失業保険をスムーズに受給できるでしょう。

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求職活動実績さえあれば「求職活動するふり」でも失業保険はもらえる!

結論から申し上げますと、求職活動実績さえあれば、たとえ「求職活動をするふり」だったとしても失業保険はもらえます

失業保険は、失業認定期間の中で2回以上の求職活動実績があれば失業認定を受けられ、手当を受け取れます

求職活動実績として認められるもの
  • 求人への応募
  • ハローワークなどが行う職業相談・紹介、セミナーへの参加など
  • 民間職業紹介事業者などが行う職業相談や紹介
  • 地方自治体など公的機関が実施するセミナーや企業説明会などへの参加
  • 再就職に関係がある国家試験や資格試験への受験

例えば、経理で働きたいからと簿記検定を受けるのも立派な求職活動実績です。

ハローワークでの職業相談などは無料でできるので、買い物のついでにハローワークに立ち寄って職業相談を受けることもできます。

たとえ、就職する意欲がなかったとしても求職活動実績として認められれば失業認定を受けたのちに失業保険を受け取れます。

求職活動実績は求人への応募がなくても積み重ねられるので、求職活動をするふりでも失業保険はもらえるのです。

業保険をもらうための求職活動実績とは?

求職活動実績とは、「ハローワークへ仕事探しを行なったことの証明」を指します。

失業保険をもらうために必要で、求人への応募や職業相談、国家資格の検定を受けるなど、実績を証明する方法もさまざまな方法があります。

失業状態と認めてもらうために必要

失業保険をもらうためには、「失業状態」であることを証明しなければなりません。

失業状態とは、「働きたいのにやむを得ず働けていない」状態を意味します。

就職活動が面倒だから働いていない、という状態では失業状態となりません。

「働きたい」という意思があることを明確にするために、求職活動実績の提出が求められているのです。

失業保険における求職活動の「ふり」には2パターンある

求職活動の「ふり」には2つのパターンが存在します。

  • 求職活動をしたふりは不正受給になる
  • 求職活動をするふりは求職活動実績となるので失業保険をもらえる

アウトになる「ふり」、セーフになる「ふり」、それぞれご紹介していきます。

【アウト】求職活動をしたふりは不正受給になる

「求職活動をしたふり」に関しては不正受給となるのでアウトです。

求職活動をしたふりは、求職活動実績がないのにあたかも求職活動実績があるかのように申告することを意味します。

この場合は虚偽申告となり、不正受給の対象です。

不正受給の場合は全額返還だけでなく、せっかくの失業保険の権利を失うことにもなるため、絶対にやめましょう。

【セーフ】求職活動をするふりは求職活動実績となるので失業保険をもらえる

「求職活動をするふり」に関しては求職活動実績になるのでセーフとなり、失業保険がもらえます。

たとえ「ふり」であっても求職活動を実際に行っている以上は就職の意欲があると判断されるため、何も問題はありません。

働く気がなかったとしても、ハローワークが認める求職活動を2回行えば失業認定の条件を満たしたことになります。

時間をかけて転職先を見つけたいという人も、焦ることなく自分のペースで探すことが可能です。

失業保険をもらうために求職活動実績を作る方法

失業保険をもらうために求職活動実績を作る方法

求職活動実績を作る方法は、さまざまなものがあります。

ここではまず、ハローワークを活用して求職活動実績を作る方法について紹介します。

求人に応募などの就職活動をする

ハローワークを活用して見つけた求人に応募すると、求職活動実績とみなされます。

応募したのであれば、たとえ書類面接に落ちたとしても、実績としてカウントされます

ハローワークで職業相談をする

ハローワークで職業相談を受ければ、求職活動実績として認められます。

職業相談とは、就職活動に関する疑問点や悩みに関する相談を行える、ハローワークの窓口のことです。

予約は基本的に必要なく、ハローワークに出向いて職業相談をしたい旨を伝えれば、その日のうちに相談ができます。

相談完了後に、「雇用保険受給資格者証」へ求職活動実績となるハンコを押されるので、資格者証を忘れずに持参しましょう。

ハローワーク主催の就職セミナーを受ける

ハローワーク主催の就職セミナーを受けるのも、有効な手段です。

各地域に配置されているハローワークでは、就職に関するさまざまなセミナーが定期的に行われており、そのほとんどが求職活動実績として認定されます。

セミナーの開催日は、各地域のハローワークWebページにて公表しているのでチェックしてみてください。

なお、ハローワーク主催のセミナーは、募集定員が少ない傾向にあります。

開催日まで余裕があると思って申し込みが遅れると、すぐに定員オーバーとなる可能性が高いため、気になるセミナーを見つけたら早めに応募することをおすすめします。

ハローワークの求職活動実績はセミナーばかりでOK!5つの注意点も紹介 ハローワークの求職活動実績はセミナーばかりでOK!5つの注意点も紹介

ハローワークでの就職相談で求職活動実績を作る時のポイント

ハローワークでの就職相談で求職活動実績を作る時のポイント

ここからは、就職相談をする手順や注意点など、就職相談で求職活動実績を作る時のポイントについて紹介します。

就職相談をする手順と流れ

ハローワークで就職相談をする際の手順と流れは、以下のとおりです。

  1. 所轄のハローワークへ出向き、職業相談をしたい旨を受付で伝える
  2. 順番待ち後、案内された窓口にて職業相談
  3. 職業相談後、雇用保険受給資格者証にハンコを押されて完了

雇用保険受給資格者証がないと、職業相談をしたとしても求職活動実績として認められないため、忘れないように気を付けてください。

就職相談の質問内容

職業相談の相談は基本的に何でも構いません。

たとえ数分の相談だったり、初歩的な質問をしたりしたとしても、求職活動実績として認められるためです。

履歴書の書き方や面接のポイント、新着の求人はどんなものがあるかなど、簡単な質問をすれば大丈夫です。

就職相談の注意点

就職相談の際に特に注意したいのが、求職活動実績がカウントされるのは1日1回のみという点です。

認定日が近いからといって1日に複数回相談しても、1回分しか加算されません

就職相談で2回以上の求職活動実績をえたいなら、別の日に相談するようにしましょう。

ハローワークに行かずに求職活動実績を作る方法

ハローワークに行かずに求職活動実績を作る方法

求職活動実績は、ハローワークに行かずに獲得する方法もあります。

ここでは、ハローワーク以外で求職活動実績を作る方法を紹介します。

オンラインセミナーに参加する

転職エージェントなど、民間の企業が開催しているオンラインセミナーに参加すれば、求職活動実績が作れます。

どこかに出かける必要がなく、自宅で受講できるため、気軽に求職活動実績を得られるのが魅力です。

多数の企業がセミナーを開催しているので、自分が本当に興味のある内容を選んで学べるのも嬉しいところ。

セミナーに参加した際は、「参加証明書」を忘れずにもらいましょう。

参加証明書がないと、求職活動実績として認められない可能性があります。

また、民間企業が開催するセミナーは、有料のところもいくつかあるので、費用面に確認も忘れずにしておきましょう。

転職フェアに参加する

dodaやリクナビNEXTといった大手転職エージェントは、「転職フェア」という合同説明会を定期的に開催しています。

転職フェアに参加すれば、求職活動実績として認められるのでサイトをチェックしてみましょう。

ネットに情報が流れていない、優良な求人情報が得られる可能性もあるため、仕事が見つからずに悩んでいる方にもおすすめの方法です。

国家資格の試験や検定を受ける

国家資格の試験や資格を受けて、求職活動実績を作る方法もあります。

合格する必要はなく、試験を実際に受けるだけでOKです。

認定日に合わせて資格を受けるのは難しいかもしれませんが、国家資格の取得を目指している最中であれば、試験日がいつなのか確認しておいて損はないでしょう。

時間をかけずに誰でもできる求職実績を作る裏ワザを紹介

時間をかけずに誰でもできる求職実績を作る裏ワザを紹介

求職活動実績を取得するためには、ハローワークに出向いたり、セミナーに参加したりと、それなりに手間と時間がかかるものです。

しかし実は、時間をかけずに誰でもできる求職実績を作る裏ワザがあります。

その方法は、転職サイトやエージェント経由でネット応募することです。

転職サイトやエージェント経由でネット応募する

転職サイトやエージェント経由でネット応募すれば、求職実績を作れます。

応募した先の会社情報と応募日、応募したあとの結果などを失業認定申告書に記載すれば、求職活動実績となります。

応募したあとの結果は、「選考結果待ち」と記載すればOKです。

たとえ書類選考に落ちたとしても、応募しているのであれば求職実績となります。

うまく活用すれば10分もかからずに、求職実績を作ることが可能です。

求職実績と認められないケースに注意しよう

求職実績と認められないケースに注意しよう

求職実績は、どんな就職活動でも作れるわけではありません。

ここでは、求職実績を作れると勘違いしがちな就職活動の例をいくつか紹介します。

インターネットでの求人の検索のみ

就職先をインターネットで探しただけでは、たとえ100件検索したとしても求職実績となりません。

求職実績は基本的に、求人に応募するまでが条件となっています。

ハローワークの求人検索PCを活用して、気になる会社の求人情報を印刷して職員に提示したとしても、応募をしなければ求職実績と認められないので注意してください。

転職サイトへの会員登録のみ

ネットで転職サイトに登録しただけでは、求職実績となりません。

転職サイトを活用して求職実績を得るためには、求人へ応募したり、会社に赴いて相談を行なったりする必要があります。

求人している企業への電話やメールでの問い合わせ

企業への電話やメールでの問い合わせをしただけでは、求職実績として認定されません。

履歴書を送ったり、実際に会って面談をしたりなど、そこで働く意志があることを証明できなければ、求職実績とはならないのです。

派遣会社への登録のみ

派遣会社に登録しただけでは、求職活動実績となりません。

派遣会社のスタッフと連絡を取り、就業先についての相談をする必要があります。

失業保険をもらうために必要な求職活動の回数

失業保険をもらうために必要な求職活動の回数

失業保険をもらうために必要な求職活動実績の回数は、基本的に初回認定は1回以上、2回目以降の認定の場合は、4週の間に2回以上の求職活動が必要と設定されています。

ただし、自己都合退職の場合、初回認定をクリアしただけでは失業保険をもらえません。

自己都合退社の場合は実質3回必要

会社都合で退職した場合は、初回講習会に参加するだけで、初回の認定回数がクリアできます。

自己都合の場合も、初回は最低1回以上の求職活動回数があればクリアとなるのですが、3ヵ月の給付制限期間が設けられるため、失業手当をすぐ受け取ることはできません。

3ヵ月の給付制限期間中に、2回目の認定日が訪れるため、失業保険をもらうためには、2回目の求職活動回数もクリアする必要があるのです。

少しややこしいですが、自己都合で退職した人がはじめて失業保険をもらう際は、実質3回以上の求職活動実績が必要になると思ってもらえればOKです。

失業保険をもらうために就職活動をしたふりをしたらどうなる?

失業保険をもらうために就職活動をしたふりをしたらどうなる?

失業保険をもらいたいけど、求職活動実績を作るのは面倒だから、就職活動をしたふりをしようと考えている人もいるのではないでしょうか。

就職活動をしたふりをして、一時的に失業保険をもらえる可能性はあります。

しかし、失業保険の不正受給は、労働局がしっかり調査・確認をしているため、いつかバレます。

不正受給が発覚した際のペナルティは、かなり手痛いものです。

求職活動をしたと嘘をつくのはやめよう

求職活動をしたと嘘をつくのはやめましょう。

不正受給が発覚すると以下のようなペナルティが発生し、ハイリスクだからです。

  • 不正受給が発覚した日以降の給付は一切受けられなくなる
  • 不正受給した金額の最大2倍のお金を返さなければならない
  • 納付が難しい場合は、財産差し押さえなどの強制処分がなされる

ただ給付が停止されるだけでなく、もらったお金の最大2倍の金額を納付しなければならなくなります。

失業保険の給付金はそれなりに大きいもので、場合によっては、100万円以上支払うことになる可能性も十分にあります。

多少の面倒をしたくないせいで、大きな損失を生み出すことになるため、求職活動をしたと嘘をつくのはまずおすすめしません。

失業認定日にハローワークへ行き忘れたらどうなる?

失業認定日にハローワークへ行き忘れたらどうなる?

失業認定日にハローワークへ行き忘れた場合は、その期間の認定は受けられません。

しかし、病気をしたなど、どうしてもいけなかった事情があったのであれば、ハローワークに相談して認定日を変更してもらえる場合があります

その際は、いけなかった理由を証明するために、病院の診断書などの証明書を提出する必要があります。

理由を証明できる書類がない場合は、残念ながら次の認定日に持ち越しとなります。

【まとめ】失業保険をもらうための求職活動をするふり3選

「求職活動をするふり」には主に3つのやり方が存在します。

  1. 転職サイトから求人に応募する【自宅で完結】
  2. ハローワークで就職相談をする【最短3分】
  3. 転職や就職セミナーに参加する【役に立つかも】

ここからは手っ取り早く求職活動実績を稼げる3つの方法についてご紹介していきます。

①転職サイトから求人に応募する【自宅で完結】

1つ目の方法は転職サイトから求人に応募する方法です。

インターネットを使って転職サイトから求人に応募するだけで簡単に求職活動実績を稼げます。

自宅で完結するほか、履歴書もパソコンなどで作り、応募も簡単に行えるのも大きなメリットです。

そして、履歴書を1度作ってしまえば、その履歴書を活用して簡単に応募できるようになるのでよりて月に求人への応募ができるようになるでしょう。

失業認定申告書には、どの会社の求人にどの方法で応募したかを記入すればよく、応募の結果欄に「選考結果待ち」などと書けば大丈夫です。

失業認定日前日に求職活動実績を稼げるので、焦る必要がありません。

②ハローワークで就職相談をする【最短3分】

2つ目の方法は、ハローワークで就職相談をすることです。

ハローワークに出向くため、行くまでに時間はかかりますが、所要時間自体はものの数分程度で済みます

最初に求人票をチェックし、「応募状況を確認したい」と伝えれば、ハローワークの職員がパソコンで調べてくれます。

これだけの応募があると教えてくれれば、家に帰って検討すると伝えて帰れば求職活動実績となります。

注意が必要なのは、企業に電話で聞かないとわからないような質問をしてしまった時です。

この場合は一定時間かかってしまうほか、求人への応募をしないといけない雰囲気になってしまう可能性があります。

ですので、その場で確認できるような質問を用意して答えを聞いて立ち去る形が理想的です。

③転職や就職セミナーに参加する【役に立つかも】

3つ目の方法は、転職・就職セミナーに参加することです。

ハローワークや地方自治体、民間企業などが転職もしくは就職セミナーを行う場合があります。

転職や就職に関連するセミナーであれば、求職活動実績にカウントされるのでおすすめです。

一定の時間がかかるため、効率だけを見ればいいとは言えませんが、知識として得られる情報は有益なものばかりと言えます。

転職への心構えを始め、面接がうまくいくコツなど転職活動にプラスになるようなセミナーがほとんどなので、とても勉強になります。

勉強と求職活動実績稼ぎのために、セミナーに参加するのも1つの手です。

最後に

今回は求職活動をしたふりでも失業保険はもらえるかどうかについてご紹介してきました。

最後に今回ご紹介した内容を振り返っていきます。

  • 求職活動をするふりであれば求職活動実績として認められ、失業認定を受けられて失業保険を受け取れる
  • 求職活動を「した」ふりだと虚偽申告になってしまい、不正受給となってしまう
  • 求職活動をするふりとして、転職サイトからの応募やセミナーへの参加などがある

求職活動をするふりをしながら、求職活動実績を重ねて失業保険を受け取っていくことが可能です。

そのため、給付日数を丸々使って自分のやりたいことを見つけたい人などは今回ご紹介した方法を活用していきましょう。

一方で、早めに転職先を見つけて再就職手当として受け取るのも1つの方法としておすすめです。

失業保険を丸々受け取るか、それとも早めに見つけて再就職手当を受け取ることを目指すか、手続きを始める前に決めましょう。

そして、自分のペースで転職活動を行っていき、やりたい仕事を見つけていければ最高です。