失業保険をもらうために求職活動実績を作る方法は?実は就職相談だけでもOK!【裏ワザあり】

失業保険をもらうために求職活動実績を作る方法は?実は就職相談だけでもOK!

この記事では、失業保険をもらうために必要な、求職活動実績を作る方法について解説します。

求職活動実績を作りたいと考えているものの、そもそもどういった活動が実績となるのか、分からずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ただハローワークに登録しただけでは、求職活動実績とはなりません

今回は、時間をかけずに誰でもできる求職実績を作る裏ワザなども紹介するため、求職実績の作成に苦手意識がある方もきっと役立つ情報が得られます。

失業保険の申し込みを検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

こちらの記事の内容は動画でも解説しています!
本題に入る前に…

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失業保険をもらうための求職活動実績とは?

求職活動実績とは、「ハローワークへ仕事探しを行なったことの証明」を指します。

失業保険をもらうために必要で、求人への応募や職業相談、国家資格の検定を受けるなど、実績を証明する方法もさまざまな方法があります。

失業状態と認めてもらうために必要

失業保険をもらうためには、「失業状態」であることを証明しなければなりません。

失業状態とは、「働きたいのにやむを得ず働けていない」状態を意味します。

就職活動が面倒だから働いていない、という状態では失業状態となりません。

「働きたい」という意思があることを明確にするために、求職活動実績の提出が求められているのです。

失業保険をもらうために求職活動実績を作る方法

失業保険をもらうために求職活動実績を作る方法

求職活動実績を作る方法は、さまざまなものがあります。

ここではまず、ハローワークを活用して求職活動実績を作る方法について紹介します。

求人に応募などの就職活動をする

ハローワークを活用して見つけた求人に応募すると、求職活動実績とみなされます。

応募したのであれば、たとえ書類面接に落ちたとしても、実績としてカウントされます

ハローワークで職業相談をする

ハローワークで職業相談を受ければ、求職活動実績として認められます。

職業相談とは、就職活動に関する疑問点や悩みに関する相談を行える、ハローワークの窓口のことです。

予約は基本的に必要なく、ハローワークに出向いて職業相談をしたい旨を伝えれば、その日のうちに相談ができます。

相談完了後に、「雇用保険受給資格者証」へ求職活動実績となるハンコを押されるので、資格者証を忘れずに持参しましょう。

ハローワーク主催の就職セミナーを受ける

ハローワーク主催の就職セミナーを受けるのも、有効な手段です。

各地域に配置されているハローワークでは、就職に関するさまざまなセミナーが定期的に行われており、そのほとんどが求職活動実績として認定されます。

セミナーの開催日は、各地域のハローワークWebページにて公表しているのでチェックしてみてください。

なお、ハローワーク主催のセミナーは、募集定員が少ない傾向にあります。

開催日まで余裕があると思って申し込みが遅れると、すぐに定員オーバーとなる可能性が高いため、気になるセミナーを見つけたら早めに応募することをおすすめします。

ハローワークの求職活動実績はセミナーばかりでOK!5つの注意点も紹介

ハローワークでの就職相談で求職活動実績を作る時のポイント

ハローワークでの就職相談で求職活動実績を作る時のポイント

ここからは、就職相談をする手順や注意点など、就職相談で求職活動実績を作る時のポイントについて紹介します。

就職相談をする手順と流れ

ハローワークで就職相談をする際の手順と流れは、以下のとおりです。

  1. 所轄のハローワークへ出向き、職業相談をしたい旨を受付で伝える
  2. 順番待ち後、案内された窓口にて職業相談
  3. 職業相談後、雇用保険受給資格者証にハンコを押されて完了

雇用保険受給資格者証がないと、職業相談をしたとしても求職活動実績として認められないため、忘れないように気を付けてください。

就職相談の質問内容

職業相談の相談は基本的に何でも構いません。

たとえ数分の相談だったり、初歩的な質問をしたりしたとしても、求職活動実績として認められるためです。

履歴書の書き方や面接のポイント、新着の求人はどんなものがあるかなど、簡単な質問をすれば大丈夫です。

就職相談の注意点

就職相談の際に特に注意したいのが、求職活動実績がカウントされるのは1日1回のみという点です。

認定日が近いからといって1日に複数回相談しても、1回分しか加算されません

就職相談で2回以上の求職活動実績をえたいなら、別の日に相談するようにしましょう。

ハローワークに行かずに求職活動実績を作る方法

ハローワークに行かずに求職活動実績を作る方法

求職活動実績は、ハローワークに行かずに獲得する方法もあります。

ここでは、ハローワーク以外で求職活動実績を作る方法を紹介します。

オンラインセミナーに参加する

転職エージェントなど、民間の企業が開催しているオンラインセミナーに参加すれば、求職活動実績が作れます。

どこかに出かける必要がなく、自宅で受講できるため、気軽に求職活動実績を得られるのが魅力です。

多数の企業がセミナーを開催しているので、自分が本当に興味のある内容を選んで学べるのも嬉しいところ。

セミナーに参加した際は、「参加証明書」を忘れずにもらいましょう。

参加証明書がないと、求職活動実績として認められない可能性があります。

また、民間企業が開催するセミナーは、有料のところもいくつかあるので、費用面に確認も忘れずにしておきましょう。

転職フェアに参加する

dodaやリクナビNEXTといった大手転職エージェントは、「転職フェア」という合同説明会を定期的に開催しています。

転職フェアに参加すれば、求職活動実績として認められるのでサイトをチェックしてみましょう。

ネットに情報が流れていない、優良な求人情報が得られる可能性もあるため、仕事が見つからずに悩んでいる方にもおすすめの方法です。

国家資格の試験や検定を受ける

国家資格の試験や資格を受けて、求職活動実績を作る方法もあります。

合格する必要はなく、試験を実際に受けるだけでOKです。

認定日に合わせて資格を受けるのは難しいかもしれませんが、国家資格の取得を目指している最中であれば、試験日がいつなのか確認しておいて損はないでしょう。

時間をかけずに誰でもできる求職実績を作る裏ワザを紹介

時間をかけずに誰でもできる求職実績を作る裏ワザを紹介

求職活動実績を取得するためには、ハローワークに出向いたり、セミナーに参加したりと、それなりに手間と時間がかかるものです。

しかし実は、時間をかけずに誰でもできる求職実績を作る裏ワザがあります。

その方法は、転職サイトやエージェント経由でネット応募することです。

転職サイトやエージェント経由でネット応募する

転職サイトやエージェント経由でネット応募すれば、求職実績を作れます。

応募した先の会社情報と応募日、応募したあとの結果などを失業認定申告書に記載すれば、求職活動実績となります。

応募したあとの結果は、「選考結果待ち」と記載すればOKです。

たとえ書類選考に落ちたとしても、応募しているのであれば求職実績となります。

うまく活用すれば10分もかからずに、求職実績を作ることが可能です。

求職実績と認められないケースに注意しよう

求職実績と認められないケースに注意しよう

求職実績は、どんな就職活動でも作れるわけではありません。

ここでは、求職実績を作れると勘違いしがちな就職活動の例をいくつか紹介します。

インターネットでの求人の検索のみ

就職先をインターネットで探しただけでは、たとえ100件検索したとしても求職実績となりません。

求職実績は基本的に、求人に応募するまでが条件となっています。

ハローワークの求人検索PCを活用して、気になる会社の求人情報を印刷して職員に提示したとしても、応募をしなければ求職実績と認められないので注意してください。

転職サイトへの会員登録のみ

ネットで転職サイトに登録しただけでは、求職実績となりません。

転職サイトを活用して求職実績を得るためには、求人へ応募したり、会社に赴いて相談を行なったりする必要があります。

求人している企業への電話やメールでの問い合わせ

企業への電話やメールでの問い合わせをしただけでは、求職実績として認定されません。

履歴書を送ったり、実際に会って面談をしたりなど、そこで働く意志があることを証明できなければ、求職実績とはならないのです。

派遣会社への登録のみ

派遣会社に登録しただけでは、求職活動実績となりません。

派遣会社のスタッフと連絡を取り、就業先についての相談をする必要があります。

失業保険をもらうために必要な求職活動の回数

失業保険をもらうために必要な求職活動の回数

失業保険をもらうために必要な求職活動実績の回数は、基本的に初回認定は1回以上、2回目以降の認定の場合は、4週の間に2回以上の求職活動が必要と設定されています。

ただし、自己都合退職の場合、初回認定をクリアしただけでは失業保険をもらえません。

自己都合退社の場合は実質3回必要

会社都合で退職した場合は、初回講習会に参加するだけで、初回の認定回数がクリアできます。

自己都合の場合も、初回は最低1回以上の求職活動回数があればクリアとなるのですが、3ヵ月の給付制限期間が設けられるため、失業手当をすぐ受け取ることはできません。

3ヵ月の給付制限期間中に、2回目の認定日が訪れるため、失業保険をもらうためには、2回目の求職活動回数もクリアする必要があるのです。

少しややこしいですが、自己都合で退職した人がはじめて失業保険をもらう際は、実質3回以上の求職活動実績が必要になると思ってもらえればOKです。

失業保険をもらうために就職活動をしたふりをしたらどうなる?

失業保険をもらうために就職活動をしたふりをしたらどうなる?

失業保険をもらいたいけど、求職活動実績を作るのは面倒だから、就職活動をしたふりをしようと考えている人もいるのではないでしょうか。

就職活動をしたふりをして、一時的に失業保険をもらえる可能性はあります。

しかし、失業保険の不正受給は、労働局がしっかり調査・確認をしているため、いつかバレます。

不正受給が発覚した際のペナルティは、かなり手痛いものです。

求職活動をしたと嘘をつくのはやめよう

求職活動をしたと嘘をつくのはやめましょう。

不正受給が発覚すると以下のようなペナルティが発生し、ハイリスクだからです。

  • 不正受給が発覚した日以降の給付は一切受けられなくなる
  • 不正受給した金額の最大2倍のお金を返さなければならない
  • 納付が難しい場合は、財産差し押さえなどの強制処分がなされる

ただ給付が停止されるだけでなく、もらったお金の最大2倍の金額を納付しなければならなくなります。

失業保険の給付金はそれなりに大きいもので、場合によっては、100万円以上支払うことになる可能性も十分にあります。

多少の面倒をしたくないせいで、大きな損失を生み出すことになるため、求職活動をしたと嘘をつくのはまずおすすめしません。

失業認定日にハローワークへ行き忘れたらどうなる?

失業認定日にハローワークへ行き忘れたらどうなる?

失業認定日にハローワークへ行き忘れた場合は、その期間の認定は受けられません。

しかし、病気をしたなど、どうしてもいけなかった事情があったのであれば、ハローワークに相談して認定日を変更してもらえる場合があります

その際は、いけなかった理由を証明するために、病院の診断書などの証明書を提出する必要があります。

理由を証明できる書類がない場合は、残念ながら次の認定日に持ち越しとなります。

まとめ

失業保険をもらうための求職活動実績について紹介しました。

今回紹介した重要ポイントは以下のとおりです。

  • 求職活動実績は失業状態を証明するために必要
  • 求職活動実績を作るためには、「働きたい意志」を証明しなければならない
  • ハローワークに行かずに求職活動実績を作る方法もある
  • 転職サイトやエージェント経由でネット応募すれば、簡単に実績を作れる
  • 自己都合で退職した場合は、実質3回以上の求職活動実績が必要になる
  • 求職活動をしたと嘘をつくのはハイリスク

求職活動実績を作る方法はハローワークの職業相談や転職エージェントとの相談、オンラインセミナーの参加など、さまざまなものがあります。

忙しい方にとっては少し面倒に感じるかもしれませんが、失業保険の給付額はなかなか大きなものなので、求職活動実績もしっかり作っておきたいところです。

失業保険をすぐにもらいたいとお考えの方は、『【失業保険をすぐもらう方法】自己都合退職でも大丈夫!失業保険あなたはいつからもらえる?』に有用な情報が記載されているので、ぜひ目を通してみてください。