「仕事辞めたいな…」と考えている人の中には、すぐに辞めたい人も多いですよね。
でも実は、退職日が1日違うだけで数十万円損をする可能性があるって知っていましたか?
今回は「退職日はいつにするべきか?」について解説します!
退職サポーターズにて行ったアンケートでは、『何月何日に退職をすると1番得をするか知っていますか?』という質問に対し、約73%もの方が「退職日をいつにすれば1番特をするか知らない」と答えました。

退職することに慣れている、という方はなかなかいらっしゃらないかと思います。ここでは、
- なぜ退職日が変わることによって、得したり損したりするのか?
- 具体的に退職日はいつにすれば『得をする』のか?
このような内容についてできる限り分かりやすく説明しています。
またこの記事で解説した内容を下記動画でも分かりやすく紹介しているので、ぜひ動画も見てみてくださいね。
早速ですが皆さんに質問です。
「退職日」はいつにしようと思っていますか?

退職日っていつが得とかあるの?
一応ボーナスをもらった後にしようと思ってるけど…
と思った方が多いのではないでしょうか?
またこの動画に興味を持っていただいた方のなかには、

退職日の決め方にちょうど悩んでいた!
事前に有利な退職日を知った上で日にちを考えたい!!
そう思っている方もいらっしゃるかもしれません。
これから話す退職日の決め方について1つでも知らなかったら
今後の退職、確実に損をすることになります。
- 退職日が1日ズレるだけで3万円ほど損する可能性がある
- 年末調整ができていない場合は、自分で確定申告をしないといけない
- 年度末に退職しないと、国民健康保険の減免期間を11か月も損をする
今のを1つでも知らなかったという方、この記事を観る価値があります!
私は27歳のときに退職を迫られ、人生どん底だったのですが、この記事で紹介する方法を知って失業手当を受け取り、人生逆転のきっかけを得ました。今はそのときの経験を活かして、退職のプロとして年間何千人もの退職を支援するサポーターとしても活動しています。
仕方がなく退職をすることになったとき、本当に不安ですよね。
以前の私も同じ状況だったので痛いほど気持ちがわかります。
得をする退職日について知って、
”今の自分から新しい自分へ変わるきっかけを得る”
そして次の挑戦に進みたくはないですか?
そう思われている方にとってこの記事は重要な記事になると思います!
ぜひ最後まで観ていってくださいね。

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退職日を決める重要なポイント
まずはじめに退職日を決めるうえで非常に大切なことをお伝えします。
退職日は、
①転職が決まっていれば、転職先への入社日前日にする
②転職先が決まっていない人は、月末にする
がオススメです。
なぜ入社日前日または月末が良いか、というと無職の期間に自分で支払わなければならない、国民年金と国民保険を出来るだけ少なくすることが出来るからです!

転職先が決まっている人は『入社日前日』を退職日にしよう!
無職の期間には、自分で国民年金と国民保険を国に支払うことになります。
金額にして約3万円!
ただでさえ、転職で忙しい時期に3万円の出費まで出てしまうなんて悔しいですよね。
なので転職が決まっている場合には、入社日の前日を退職日とすることで無職の期間を無くし、3万円の出費を防ぎましょう!
転職先がまだ決まっていない人は『月末』を退職日にしよう!
転職先が決まっていない場合、なぜ月末の退職がオススメなのか?
それは月末退職にすることによって、1ヶ月分の国民年金と国民保険、約3万円ほどを節約できるからです!
どういうことかと言うと、国民保険は『退職日の翌日に加入している組織』に対して支払う義務があります。
なので月の途中で退職してしまうと、その月の分も支払わなければならなくなってしまいます。
これは日割計算されないため、たった1日だけでも同じ額が請求されてしまうんです!

なので、退職日は月末にしたほうがいいでしょう。
また説明した健康保険や転職先への入社日以外の観点からも、退職前の引継ぎ、ボーナスの観点からも退職日は入社日前日か月末がおすすめです。
おすすめの退職月は何月?
次に退職する月として、得する月をご紹介します!

僕は転職先を決めずに会社を辞めるから月末が良いのか!
でも退職日は月末がオススメっていうけど、何月の月末がいちばんいいの?
という方も多いかと思います。
退職するのに一番オススメの月、それは…12月です!
つまり最も得をする退職月日は、12月31日です!!!
でも仕事柄12月の退職が難しいこともありますよね。
そんな方に、次に得をする退職月日は…3月31日!!!
それぞれの月日について、なぜ得をするのか見ていきましょう。
退職するのにおすすめの月 12月
12月31日を退職日にするメリットは3つあります!

それぞれについて詳しく見ていきますね!
メリット①年末調整をしてもらえる
ひとつめは退職をする会社で年末調整をしてもらったあとに退職できることです。
年末調整とは、簡単にいうと「所得税の過不足を精算する手続き」のことです。
基本的に12月まで在職をしていれば、年末調整を在職中の会社がしてくれます。
もし年末調整を行なわず、無職のまま年越ししてしまうと…
とってもとっても面倒くさい、確定申告を自分で行わないといけないんです。
この確定申告は初めて一人でやるとなると、想像以上に難しく、どの金額をどの欄に記載すればいいのか悩むこと必至です。
そのため、年末調整が確実に行われているであろう、12月31日に退職することをオススメします。
メリット➁求人募集が多く転職しやすい
メリット2つ目は「求人募集が多い2月と9月の求人を狙いやすい」ことです。
そもそも、なぜ2月と9月に求人が増えるのでしょうか?
それは、ボーナスをもらった後に会社を辞める人が多いからです!
企業も人が欲しくて求人を出すので、退職者が多い時期に求人をたくさん出している、ということですね。
また、9月は春からの採用活動が落ち着き、人事担当者が中途採用に力をいれることができるため、中途の人には有利な時期とも言えるでしょう。
しかし、こう思った方はいませんか?

2月と9月に求人が多いのは分かったけど、
どうやって12月退職までに転職活動をしたらいいかわからないよ~!
安心してください。
そんな時は、在職中に転職先を決めるか、決めないかで、転職活動の時期を設定するのがポイントです!
まず、在職中に転職を決めたい場合には、
9月の求人増加時期を狙って転職活動開始をして、
就職が決まったら12月に退社する、といった流れがベストです!
仕事をしながら転職活動をするのは大変だと思いますが、
退職後に次のお仕事が決まっていると、焦る必要がなく安心ですよね。

次に、転職先を決めずに退職する場合は、
12月に退社し、失業手当をもらいながら、
2月の求人増加時期を狙って、転職活動を開始するのがオススメです。

※失業手当とは退職後から次の仕事が決まるまでにもらえる手当のこと
失業手当について詳しく知りたい方はこの記事もおすすめです!
手当をもらいながら転職先を探せたら、お金に余裕を持って生活できますよね。
ぜひ有効に制度を活用してくださいね!
メリット③ボーナスをもらってから辞めやすい
12月31日を退職日にするメリット3つ目はボーナスを貰ってから退職できることです!
一般的な会社だと、夏と冬にボーナスがあり、冬のボーナスは12月に支給されることが多いとされています。
そのためボーナスをもらってから退職できる、12月31日がオススメです!
「前職になんか悪い気がするなぁ…」
と気にしてしまう方もいるかと思いますが、
1度きりの人生、生活に余裕を持って働きたくはないですか?
これまで前職で頑張ってきた自分への最後のごほうびとして、もらえるものはもらい、新しいスタートを切りましょう!
ただ、実際に辞めるタイミング、退職を上司に伝えるタイミングによっては、
ボーナスが減額・不支給になることもあります。
ボーナスを減らされたり、無しにされないためにも、
・忙しい時期は避ける
・引継ぎを完璧にする
ボーナスの減給・不支給を避けるよう努めましょうね!
退職するのにおすすめの月 3月
次に、12月31日退職が難しい人におすすめの退職日は…3月31日です!
この日に退職するメリットは2点あります。

メリット①国民健康保険料が安くなる
メリット1点目は、国民健康保険の支払い額が安くなる可能性があることです!
これがどういうことかと言うとハローワークで「会社都合の退職」もしくは「正当な理由のある自己都合退職(特定理由退職)」として失業認定をうけていると、国民健康保険の支払いが約7割引きになるんです!
国民健康保険料は、前年の所得をもとに計算されるため、失業で収入がない時には大きな負担ですよね。
この軽減制度を利用すれば、人によって十数万円以上保険料を減らせるかもしれません。

でも、なんでそれが3月31日、年度末の退社に関係あるの?
そう思った方いませんか?
実はこの国保の保険料が安くなる期間は退職日によって、なんと11カ月も違ってきてしまうんです。
例として
2023年3月30日に退職をしたAさんと
2023年3月31日に退職をしたBさんを見てみましょう。
たった1日退職日が違うふたりですが、
Aさんが受けられる国保の軽減期間は退職した3月から次の年の3月までの13か月に対し、
年度末である3月31日に退社した
Bさんが受けられる国保の軽減期間は退職した翌日4月から2年後の3月までの24ヵ月になるんです!
実はこれ、国保の保険料が安くなる期間が、
退職日の「翌日の月」から翌年度末まで、というルールがあるからなんです。
なので3月30日退職にすると、3月30日の翌日、3月31日の月=3月から翌年度末
退職日が1日違うだけで、安くなる期間に約1年も差が出てしまうのは
本当にびっくりしますね。
※会社都合退職や正当な理由のある自己都合退職(特定理由退職)を詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです!

メリット➁円満退職しやすい
3月31日を退職日にするメリット2点目は、今の職場を円満に退職しやすいことです。
皆さんは「円満退職」という言葉、知っていますか?
たとえば、仕事がめちゃくちゃ忙しい時期に「会社やめます!」なんて言われたら、仕事を引き継ぐ気も起きませんし、気持ちよく送り出してあげられるか分かりませんよね?
先にオススメした12月は、師走というだけあって仕事によっては忙しくなりがちですよね。
そんな年末の忙しさが落ち着く3月頃であれば、「そのくらいの時期ならまあ、忙しい時期も過ぎてるし、引継ぎの余裕もありそうだし、退職してもいいんじゃない?」となりやすいのです。
さらに、4月には新入社員が入ってきたり、人事異動も多いため、それに合わせて、業務の引継ぎがしやすいという理由もあります。
そのため3月末退社にすると、嫌な顔をされず、自分も後ろめたい気持ちで退職せずに済むのです!
このように、自分にとってのメリットだけでなく会社にとっても負担の少ないため、双方にメリットがあり、スムーズに退職できる可能性があるため、3月31日の退職もオススメです。
あなたにおすすめの退職日は12月31日?3月31日?
12月31日と3月31日が退職日としておすすめ!という話をしてきましたが、

自分がどちらを選べばいいかわからない
という方もいらっしゃるでしょう。
そんな人の為に、12月31日退職がオススメな人と、
3月31日退職がオススメな人をまとめます!
・確定申告を自分でやりたくない方
・求人が増える時期に転職活動をしようと思っている方
・冬にボーナスが出る会社に勤めている方
・自己都合による退職の方
そして、3月31日退社がオススメな人は、
・会社都合退職の方
・特定理由離職者に該当する方
・スムーズな円満退職をしたい方
さて、いかがだったでしょうか?
12月31日の退職か、3月31日の退職か
あなたはどちらで退職するのがよさそうでしたか?
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回のポイントは
- 退職をするのにおすすめの日付は「転職先が決まっている場合は入社日前日」、「転職先が決まっていない場合は月末」!
- 退職をするのに最もオススメな月日は12月31日!次にオススメなのは3月31日!
- 退職日をきちんと設定することで3~数十万円得をする可能性がある
でした!とはいえ、

どの退職日がよいかは分かったけど、実際自分はどうすればいいのか分からない…

退職するにあたって、お金の不安がすごくある
そう思われている方も多いかと思います。
でも安心してください。
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