高年齢求職者給付金とは?条件や金額、失業保険とどちらが得か解説します

この記事の内容はYouTubeでも解説しています!
この記事の内容はYouTubeでも解説しています!

65歳以上でも失業保険ってもらえるのか知りたい!

65歳以降に退職すると、高年齢求職者給付金に切り替わるの?

条件やもらえる金額がよくわからない…

と思っていたり悩んでいたりしませんか?

65歳以降で退職する方の中には、退職した後にもらえる給付金についてよくわからないと感じているケースもあるでしょう。

結論、65歳の誕生日の1日前以降に退職する場合、高年齢求職者給付金の受給対象者となります。

高年齢求職者給付金は年金と同時に受給でき、失業認定を受けたり雇用保険に6ヶ月以上加入していたりすることが条件です。

今回は、高年齢求職者給付金に関して、退職後の給付金サポートのプロである私が詳しく解説します。

最後まで読めば、高年齢求職者給付金に関する疑問点を解消できるでしょう。

著者情報

退職サポーターズ編集部

「退職サポーターズ」では、社会保険給付金の申請を退職のプロと社会保険労務士が支援します。当メディアでは、自己都合退職や会社都合退職にともなう手続きや、失業保険・傷病手当金などの制度について、正確かつ実用的な情報をわかりやすくお届けします。

また退職サポーターズではこれから退職される方に向けて、

失業保険の受給金額が最大200万円になる給付金申請サポートを行っております。

今ならLINE追加するだけで、自分がいくら受給金額がもらえるのか無料診断ができます。

友だち追加で簡単20

あなたの
受給額は
数字gif 数字gif 数字gif

無料診断スタート

「中小企業から日本を元気にプロジェクト」
公式アンバサダー ウエンツ瑛士

高年齢求職者給付金は65歳以上の失業保険

65歳以上でもらえる失業保険の高年齢求職者給付金とは?

高年齢求職者給付金は、65歳以上の雇用保険加入者が受けられる失業手当です。

通常、失業保険の基本手当は、65歳になる誕生日の2日前から受給できなくなります。

その代わりとして、65歳になる誕生日の1日前から、高年齢求職者給付金を受給できるようになるのです。

年齢求職者給付金を受給するためには、ハローワークで求職の申し込みをするなど、求職活動をすることが条件となっています。

年金と同時にもらえる

高年齢求職者給付金は、年金を受給されている方でももらえるのが大きな特徴です。

通常、失業保険の基本手当は、65歳未満の方が対象となっているため、65歳から支給される年金とは一緒に受給できません。

しかし高年齢求職者給付金は、65歳以上を対象としているため、年金と同時に受け取ることが可能なのです。

高年齢求職者給付金をもらったからといって、年金の受給額が減るようなこともありません

また、高年齢求職者給付金は、一定の条件を満たせば働きながらもらうことも可能です。

働きながら受給する方法

以下の条件を満たしていれば、高年齢求職者給付金をもらいながら働くことができます

  • 7日間の待期期間を完了している
  • 週当たりの所定労働時間が20時間未満である
  • 雇用契約の期間が31日未満である

失業保険の受給を申請した際は、働いてはいけない期間として、7日間の「待期期間」が設けられます。

待期期間中に働くと、失業状態として認められなくなり、給付が受けられません

また、週当たりの所定労働時間が20時間以上だったり、雇用契約の期間が31日以上だったりすると、雇用保険加入の義務が発生するため、失業保険の給付を受けられなくなります。

働きながら失業保険を受給する方法については、「失業保険受給中にアルバイトはできる?条件や注意点を解説します」にて詳しく解説しているので、こちらも目を通してみてください。