2月に退職すると損することがあるのかな…と不安に思う方は多いはずです。
本記事では、2月退職のメリットやデメリット、住民税、確定申告に関する疑問をわかりやすく解説します。
「手取りは減るの?」「繁忙期に辞めづらいのでは?」といった疑問も紹介。
さらに源泉徴収票の受け取り、2月末退職と月中退職での違いも詳しく説明しています。
退職のタイミングで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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退職サポーターズ編集部
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2月退職のメリット
2月退職には、他の月にはないメリットがあります。
ここでは、2月退職を選ぶことで得られる主な利点をまとめました。
- 求人数が増えるので転職活動しやすい
- 4月入社に向けて転職活動ができる
- 社会保険料の負担を軽減できる
- 有給休暇の消化がしやすい
求人数が増えるので転職活動しやすい
2月は求人数が増える時期のため、転職活動に適しています。
新年度の人員補充を目的に求人が一気に公開されるので、選択肢が広がり希望の条件に合う企業と出会いやすくなります。
特に4月入社を想定した募集が集中するため、2月に退職して動き出すと効率よく活動できます。
さらに有給休暇を消化しながら動ける点も大きな利点で、余裕を持って準備が進められます。
実際にハローワークの現場でも、2月は求人票が増える傾向があり、転職を考える人にとって好機といえる時期です。
4月入社に向けて転職活動ができる
4月入社を見据えて転職活動を進められるのは、2月退職の大きなメリットです。
年度初めに入社すれば、多くの新入社員と同じ時期に研修を受けられ、基礎を学ぶ時間が確保できます。
特に未経験職種への挑戦では、周囲と同じペースで知識やスキルを習得できる環境は心強いものです。
さらに2月に退職して活動を終えておけば、3月は気持ちを整える余裕も生まれます。
新しい職場に集中する準備期間を持てる点も、安心して次のキャリアを始められる理由の一つです。
社会保険料の負担を軽減できる
社会保険料の負担を抑えられる点も、2月退職のメリットです。
退職日を月末ではなく月の途中に設定すると、その月の社会保険料を支払わずに済む場合があります。
例えば2月15日で退職した場合、2月分の健康保険や厚生年金の支払いが不要になるケースがあります。
結果として数万円単位の負担を避けられる可能性があり、次の転職活動や生活資金に余裕を持てます。
無駄な出費を減らし、新しい環境に備える準備を安心して進めましょう。
有給休暇の消化がしやすい
有給休暇を計画的に消化しやすいのも、2月退職の利点です。
年度末を控えた3月は繁忙期に入り、業務が立て込むため有給を取りにくくなります。
その点2月は比較的調整がしやすく、退職前にまとまった休暇を活用しやすい時期といえます。
有給を使えば転職活動に集中できるだけでなく、次の仕事に備えて休養や資格取得の準備に充てることも可能です。
体調を整えながら余裕を持って次のキャリアに進めるのは、2月に退職する大きなメリットといえるでしょう。

2月退職のデメリット
2月退職には利点がある一方で、注意しておきたいデメリットもあります。
ここでは、2月退職に伴う主なデメリットを解説します。
- 給与の手取り額が減ってしまう
- 2月が繁忙期と重なり退職しにくい
- 後任の確保が難しい
- 転職先の入社時期と調整が必要
給与の手取り額が減ってしまう
2月退職では、給与の手取り額が少なくなる点に注意が必要です。
理由は住民税の徴収方法にあります。
1月から5月までに退職すると、退職月の給与や退職金から5月分までの住民税が一括で差し引かれてしまいます。
そのため普段よりも控除額が大きくなり、手取りが減ることがあります。
例えば退職金と給与の合計よりも住民税が多い場合は、差額を自分で納める必要が生じます。
ただし、これは未払い分を先に納めるだけで、余計な負担が増えるわけではありません。
支払い方法の違いを理解しておくことが大切です。
2月が繁忙期と重なり退職しにくい
2月退職の難しさとして、繁忙期と重なりやすい点があります。
多くの企業は3月決算に向けて業務量が増えるため、2月は人手が必要とされやすい時期です。
そのため上司や同僚に退職を伝えても、引き継ぎの調整が進みにくいケースがあります。
特に経理や営業など決算対応に直結する部署では、周囲への影響が大きくなる可能性もあります。
無理に退職を押し通すとトラブルにつながる恐れがあるため、事前に時期を相談し調整しましょう。
後任の確保が難しい
2月退職のデメリットとして、後任の確保が難しい点が挙げられます。
多くの企業では3月に人事異動や組織変更が行われるため、2月時点で正式な後任が決まらないこともあります。
その結果、十分な引き継ぎができず、業務の停滞や職場への負担が大きくなる恐れがあります。
特に専門知識が必要な職種では、引き継ぎ不足が顕著になりやすいでしょう。
スムーズな退職を実現するためには、早めに上司へ相談し、業務整理や引き継ぎ資料の準備を進めておくことが重要です。
転職先の入社時期と調整が必要
2月退職では、転職先の入社時期との調整が重要です。
多くの企業が4月入社を前提に採用活動を行うため、3月中に内定が得られないと空白期間が生じる可能性があります。
特にブランクが長引けば生活資金やキャリア形成に影響するため、計画的な行動が求められます。
そのため、退職前から求人動向を把握し、面接スケジュールを逆算して動きましょう。
万一すぐに就職先が決まらない場合は、失業保険の手続きや短期の仕事も選択肢に入れ、次のステップへ備えることが大切です。
2月退職の住民税は?
2月に退職した場合、住民税の扱いには注意が必要です。
住民税は前年の所得に応じて課されるため、退職しても支払い義務はなくなりません。
ただし1月1日から5月31日までに退職した場合は、勤務先が退職月の給与や退職金から一括で徴収するため、個別の手続きは不要です。
ここでは具体的な支払い方法について、次のケース別に解説します。
- 1ヵ月以内に転職する場合
- 転職までの期間が1ヵ月以上空く、独立する場合
1ヵ月以内に転職する場合
1ヵ月以内に転職する場合、住民税は新しい勤務先で給与から引き続き天引きされます。
そのためには手続きが必要で、退職後に自動で切り替わるわけではありません。
「給与所得者異動届出書」を市区町村のホームページから入手し、退職する会社に記入を依頼します。
その書類を転職先へ提出することで、次の給与から住民税が差し引かれる仕組みに移行します。
この流れを踏まえておけば、納付忘れや二重払いを避けられ、スムーズに新しい職場で勤務を始められます。
転職までの期間が1ヵ月以上空く、独立する場合
転職まで1ヵ月以上空く場合や独立する場合は、住民税の納付方法に注意が必要です。
退職が1月から5月であれば、未払い分の住民税は退職月の給与や退職金からまとめて差し引かれるため、自ら手続きする必要はありません。
例えば2月に退職した場合、3月以降に支払う予定の住民税もその時点で徴収されます。
一方で6月から12月に退職した場合は、退職後の住民税を自分で納付する必要があります。
自治体から届く納付書に従い支払いを行う仕組みです。
独立や転職が翌年6月以降になる場合は、この点を踏まえ資金計画を立てておくことが大切です。

2月退職の確定申告は?
2月に退職した場合、多くの人は確定申告を行う必要はありません。
通常は勤務先で年末調整が済んでいるからです。
ただし条件によっては、自分で申告をしなければならない場合があります。
特に退職後に再就職できなかったり、年末調整を受けられなかったりすると、税金の過不足を精算するために確定申告が必要です。
- 年内に転職せず無職のまま翌年を迎える
- 転職先で年末調整を受けられなかった
- 退職金にかかる税金を精算したい
- 医療費控除やふるさと納税を適用したい
- 2か所以上から給与を受け取った
- 新しい会社で年末調整を受けた
- 年収103万円以下に収まった
- 退職時に勤務先で年末調整を済ませた
このように2月退職後は、収入や年末調整の有無によって対応が変わります。
事前に自分の状況を確認しておくことが大切です。
2月退職の源泉徴収票は?
2月に退職した場合でも、源泉徴収票は必ず受け取る必要があります。
理由は、再就職先に1月から2月までの収入や所得税の額を正確に伝えるためです。
この書類がないと新しい会社で年末調整ができず、確定申告を求められる可能性もあります。
特に小規模な企業では依頼しなければ発行が遅れることもあるため、退職を申し出る際に「源泉徴収票をお願いします」と伝えておくことが大切です。
わずか数か月分の収入であっても、正しく申告することが税務上のトラブルを防ぐポイントになります。
2月末退職と2月中退職の違い
2月退職といっても「月末に退職する場合」と「月の途中で退職する場合」では、社会保険料や給与の計算方法、有給休暇の消化などに違いが生じます。
ここでは両者の違いを整理し、それぞれの特徴を解説します。
社会保険
社会保険とは、公的な制度として加入が義務づけられている保険です。
病気やけが、失業などのリスクに備える仕組みで、会社に勤める人は勤務先を通じて加入します。
主な種類としては、医療費を支える健康保険、失業時の収入を補う雇用保険、将来の生活を守る厚生年金保険などがあります。
さらに一定の年齢以上になると介護保険も加わります。
社会全体でリスクを分担する制度であるため、労働者にとっては生活の基盤を守る大切な仕組みといえます。
2月退職では、退職日が月末か月中かで社会保険料の扱いが変わります。
退職日による違いを整理すると次の通りです。
- 月末退職の場合
・その月の社会保険料を給与から支払う必要がある
・例:2月28日に退職 → 2月分の保険料を負担 - 月中退職の場合
・退職月の社会保険料は発生しない
・例:2月15日に退職 → 2月分の保険料は不要
退職日によって数万円単位の差が出ることもあるため、日程を決める際は負担額を考慮して判断することが重要です。
給与の計算
2月退職は「月末退職」と「月中退職」で給与の扱いが異なります。
- 月末退職の場合
・給与を1か月分満額受け取れる - 月中退職の場合
・給与は退職日までの日割り計算になる
月末退職は「満額の給与と手続きの簡便さ」が強みで、月中退職は「柔軟なスケジュール調整」が利点となります。
どちらを選ぶかは、収入面と転職活動のタイミングを考慮して判断することが大切です。
有給休暇の消化
退職日が「月末」か「月中」かによって、有給の使いやすさも変わります。
- 月末退職の場合
・有給をまとめて取得しやすく、計画的に消化できる
・転職活動や休養の時間を確保しやすい
・ただし最終出社日が延びやすい
・末日が休日だと出社日が前倒しになることもある - 月中退職の場合
・柔軟にスケジュールを組みやすい
・早めに退職できるため次の準備を進めやすい
・一方で有給を全て消化しきれない可能性がある
このように、月末退職は有給をしっかり活用できる一方で調整が必要となり、月中退職は動きやすい反面、休暇を使い切れないケースもあるのが特徴です。
転職のタイミング
退職日が月末か月中かによって、転職のタイミングにも差が出ます。
- 月末退職の場合
・翌月1日から入社しやすく、流れがスムーズ
・ブランクを作らず転職できる
・給与を満額受け取れるため、収入面でも安心 - 月中退職の場合
・次の入社日まで少し間が空くことがある
・その間の生活費や社会保険の対応を考える必要がある
・ただし繁忙期を避けたり、有給を調整しやすい点はメリット
月末退職は安定性を重視する人に向いており、月中退職は柔軟に動きたい人に合っています。
自分の状況に合わせて選ぶことが大切です。
退職手続き
退職日が月末か月中かによって、退職手続きの進めやすさに違いがあります。
- 月末退職の場合
・会社の締め処理と重なるため、事務手続きがスムーズ
・給与や社会保険料の精算がその月内で完了する
・必要な書類も一度で整理でき、負担が少ない - 月中退職の場合
・締め日とずれるため、処理が途中扱いになりやすい
・社会保険や年末調整の手続きが複雑になることがある
・引き継ぎや清算に追加の調整が必要になるケースもある
月末退職は事務処理がしやすく、月中退職は柔軟さがある一方で手続きが煩雑になることがあります。
自分の働き方や次の予定に合わせて選ぶことが大切です。
2月退職のメリット・デメリット|住民税・確定申告でよくある質問
2月退職について、住民税や確定申告に関するよくある質問を取り上げ、疑問を整理して解説します。
- 退職のベストな時期はいつですか?
- 退職のベストな時期は、一律に決まっているわけではなく、自分の状況に合わせて判断することが大切です。
転職活動のスケジュール、会社の繁忙期、ボーナス支給日、有給休暇の消化などを踏まえて考えると失敗しにくくなります。
例えば4月や10月入社を目指すなら、2月や8月に退職すると流れがスムーズです。
ボーナスを受け取りたい場合は、支給後の7月や12月に退職すると無駄がありません。
反対に3月や9月は年度末や期末と重なり、多くの企業で繁忙期にあたるため、この時期を避けたほうが円満に進めやすいです。
- 退職の意思は何か月前に伝えるべきですか?
- 退職の意思は、できるだけ早めに伝えることが望ましいです。
一般的には2〜3か月前に上司へ申し出ると、引き継ぎや後任の準備が進めやすくなります。
法律上は退職日の2週間前までに伝えれば問題ありませんが、多くの企業では1〜3か月前の申告を求めています。
特に顧客対応やプロジェクトを抱えている場合、急な退職は職場に大きな影響を与える可能性があります。
そのため、最低でも1か月前には意思を示し、余裕をもったスケジュールで退職準備を進めることが円満退職の鍵となります。
- 他におすすめの退職月は?
- おすすめの退職月は、転職市場の動きや会社の業務状況によって異なります。
4月や10月の入社に合わせやすい退職月は、2月や8月です。
求人が増える時期と重なるため、希望する職場に出会える可能性が高まります。
また、7月や12月はボーナス支給後に退職できるため、経済的な損失を避けやすい時期です。
反対に3月や9月は年度末や期末にあたり、多くの企業が繁忙期に入ります。
そのため、この時期の退職は職場に負担をかけやすく、スムーズな引き継ぎが難しくなる点に注意が必要です。
まとめ
2月退職には、転職活動の動きやすさや社会保険料の軽減といったメリットがあります。
ただし給与の手取りが減る場合や、繁忙期と重なって退職しづらいケースもあるため注意が必要です。
さらに、住民税や確定申告などの事務手続きも忘れてはいけません。
自分のキャリアや生活の状況に合わせて退職時期を見極め、余裕を持って準備を進めることが、納得のいく退職につながります。
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