傷病手当金をもらいながら副業や内職はできる?おすすめの副業と注意点を解説

傷病手当金をもらいながら副業や内職ってOKなの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

また「傷病手当金だけでは生活できないから副業や内職をしたい…」と切実な悩みを抱える方もいるはずです。

傷病手当金はケガや病気などで一定期間以上働けない場合にもらえるセーフティネット的な給付金であるため、上記の不安・悩みを抱えてもおかしくありません。

結論から言いますと、ート・アルバイトこそできませんが、内職程度なら認められることもあるのです。

そこで今回は、傷病手当金と副業・内職について、退職のプロフェッショナルとして退職支援を多数手がける私が、傷病手当金を受け取りつつ問題なく内職などを行う方法などを解説します。

これを知れば、病気やケガで一時的に傷病手当金をもらうことになっても、問題なく副業などができるようになり、今まで通りの生活水準を維持しやすくなりますよ。

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傷病手当金をもらいながら副業や内職はできる?

傷病手当金をもらいながら働くことは可能なのか、疑問に思っている方もいるはずです。

主なルールは以下の通りです。

  • パートやアルバイトはできない
  • 内職程度なら認められるケースがある
  • 株・投資・不動産からの収入は問題ない

ここからはそれぞれのケースについて解説します。

パートやアルバイトはできない

傷病手当金をもらいながら副業としてパート・アルバイトを行うことはできません

そもそも傷病手当金は「働けない状態」だからこそ支給されるものなので、パート・アルバイトができる時点で「働ける状態」と判断されます。

パート・アルバイトをしていることが発覚した時点で傷病手当金の不正受給とみなされる場合もあるので絶対にやめましょう。

内職程度なら認められるケースがある

一方で同じ副業でも自宅で行える内職であれば認められるケースもあります。

自宅で行える内職は、箱を作ってボールペンを入れる作業など、体力をさほど要しないものがほとんどです。

内職は時間をかける割にもらえる金額は少なめなので、バレにくいのも特徴です。

少しでも減収分をカバーし、社会復帰を目指すのに適した方法と言えます。

株・投資・不動産からの収入は問題ない

一方で株や投資、不動産などで収入を得る場合は傷病手当金とセットで受け取ることは可能です。

投資などでの収入は「不労所得」となるため、労働の有無は関係なく、傷病手当金とセットでもらっても不正受給とはなりません。

もちろん、不労所得で得た収入は一定額を超えれば確定申告の対象となるので、申告は必要です。

傷病手当金をもらえる条件と金額を確認しよう

ここからは傷病手当金をもらえる条件と金額についてご紹介していきます。

  • 傷病手当金をもらえる条件
  • 傷病手当金でもらえる金額

傷病手当金はどんな条件をクリアすればいいのか、いくらぐらいもらえるのか、解説します。

傷病手当金をもらえる条件

傷病手当金をもらえる条件は以下の通りです。

傷病手当金の支給要件
  • 業務外の病気やケガで療養中である
  • 病気やケガで働くことができない
  • 仕事を4日以上休んでいる
  • 休んでいる間は無給の状態

万が一労働時間内で病気やケガになった場合は労働災害保険の対象となり、傷病手当金とは別の手当を受け取ることになります。

傷病手当金には3日間の待期期間があり、休み始めて最初の3日間は支給対象外、4日目以降が対象です。

また給与が一部支給された場合は、支給分を減額して傷病手当金が支給される形となります。

傷病手当金でもらえる金額

傷病手当金でもらえる金額ですが、以下の計算式で算出されます。

  • 支給開始日の以前12ヵ月間各月の標準報酬月額の平均額÷30日×2/3=1日の支給額

この場合の「標準報酬月額」は各都道府県の健康保険組合などで定められており、50階級分存在します。

例えば、東京の場合、月額29~31万円をもらっていた場合は22等級となり、30万円が標準報酬月額となります。

計算式に当てはめると30万円÷30日×2/3なので、6,667円が1日の支給額です。

約10万円ほど減収となってしまうため、この分をどのように補填するかがポイントになります。

傷病手当金をもらいながら働く前に知っておくべきこと

傷病手当金をもらいながら働くことはリスクがあるため、事前に知っておくべきこともあります。

  • 年間で20万円を超える収入になるなら確定申告が必要
  • トラブル防止のために会社や健康保険組合へ確認しておくべき

ここからは傷病手当金をもらいながら働く前に知っておきたいことについて解説します。

年間で20万円を超える収入になるなら確定申告が必要

1つ目は、年間で20万円を超える収入になる場合は確定申告が必要な点です。

サラリーマンの中には確定申告をしたことがない方も大勢いますが、20万円以上の副収入があった場合には確定申告が必要です。

この確定申告の時点で副業がバレてしまう可能性が出てきます。

しかも、副収入によっては住民税が上がってしまい、給料から天引きされる住民税の変化で会社が気付く可能性もあります。

確定申告をした時点で会社にバレる可能性が非常に高いことを覚悟すべきでしょう。

トラブル防止のために会社や健康保険組合へ確認しておくべき

確定申告などで会社や健康保険組合にバレる可能性は極めて高いため、副業を行う前に確認を行うことをおすすめします。

傷病手当金で最低限の生活は守られるものの、月額30万円をもらっていた方であれば約10万円の減収となるので死活問題です。

「ローンの支払いなどがあり、多少なりともカバーをしなければならないので副業をしたい」と正直に伝え、トラブルを回避することが求められます。

副業は「必要に迫られてやらざるを得ないこと」として、交渉を行うことが必要です。

傷病手当金をもらいながらできる副業おすすめ5選

傷病手当金をもらいながら行える副業はいくつか存在します。

その代表例を以下にまとめました。

  • ポイ活
  • Webライター
  • Webデザイナー
  • アフィリエイト
  • 内職

それぞれの副業の特徴についてご紹介します。

ポイ活

1つ目はポイ活です。

ポイ活はポイントサイトで日々コツコツとポイントを貯めて、Amazonポイントなどへの交換や各種金券・現金・クーポン、商品に交換するやり方です。

ポイ活はアンケートに答えることで稼げるケースがあるほか、インタビューを受けることで対価を得ることもできます。

またスマホアプリをダウンロードし、一定のレベルまで遊べばポイントが付与されるサービスもあり、遊びながらポイ活ができるのも特徴です。

Webライター

2つ目はWebライターです。

Webライターはパソコンさえあれば自宅で簡単に仕事が行えるほか、クラウドソーシングサービスを活用すればすぐに仕事を受注できます。

Webライターとして生計を立てられる人もいるため、スキルを磨くことでフリーランスとして独立し、体に負担をかけない形で仕事を行うことも可能です。

趣味に関する案件も多いので、自分の趣味でお金を稼ぐことも十分にできます。

Webデザイナー

3つ目はWebデザイナーです。

WebデザイナーもWebライター同様、パソコンさえあれば自宅で仕事ができるのが特徴的です。

こちらもクラウドソーシングサービスなどで仕事の受注ができるほか、将来的にフリーランスとして独立することも可能です。

Webライターよりも手に職として活用しやすいので、休養している間にスキルを磨くのはかなりおすすめです。

アフィリエイト

4つ目はアフィリエイトです。

アフィリエイトはブログなどに広告バナーを貼り付け、バナー経由で買い物をしてもらう、もしくはバナーをクリックしてもらうことで収入を得られます。

アフィリエイトを始めるには事前の審査が必要ですが、クラウドソーシングサービスなどで発注して審査用のブログを作ってもらうこともできます

長文を書くのは苦手、療養中なので余裕がないという方でも、クラウドソーシングサービスなどを活用すればアフィリエイトで不労所得を得ることは可能です。

内職

5つ目は内職です。

内職は自宅で簡単に行える仕事であり、リハビリにはもってこいと言えます。

時給換算にするとかなり低めということもあり、減収分を埋めるには心もとないですが、仕事で必要な集中力などを取り戻すにはぴったりです。

作業を終えた時の達成感などもあり、社会復帰の前段階におすすめです。

まとめ

今回は傷病手当金をもらいながら働くことは可能かについてご紹介してきましたが、最後に今回ご紹介した内容を振り返ります。

  • パート・アルバイトはできないが、内職程度ならセーフになりやすい
  • 株式投資で得た収入など不労所得であれば問題ない
  • 傷病手当金でもらえるのは、毎月の収入の2/3程度
  • 傷病手当金をもらいながら働く際には会社や健康保険組合への確認が確実

傷病手当金をもらうことで、その間の生活は守られるので安心して治療に専念できます。

しかし、減収分によって生活が苦しくなるのは事実です。

自分が動ける範囲、かつ余裕のある形で副収入を得られるのが理想的と言えます。

また、副収入を得ることは今の生活をより豊かにするためにも必要なことです。

万が一に備えて、不労所得を得られるように準備を進めることをおすすめします。