ハローワークの認定日に行けない場合どうなる?認定日を変更できる理由を紹介

ハローワークの認定日に行けない場合どうなる?認定日を変更できる理由を紹介

急に用事が入って認定日に行けないんだけど、これってもう失業保険もらえなくなるの?

病院に行かなきゃいけないのに、認定日をすっぽかしたらどうなるのか不安で仕方ない…

本記事では上記の疑問やお悩みなどにお応えします。

この記事でわかること
  • 認定日に行けない場合にまず行うべき対応
  • 認定日の変更が認められる理由の具体例
  • 認定日の変更が認められないケース
  • 求職活動の実績が足りない場合の扱い
  • 認定日に遅刻した場合の対応
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ハローワークの認定日に行けない場合どうなる?

ハローワークで失業保険(基本手当)を受け取っている人は、原則として4週間に1度指定される「失業認定日」に管轄のハローワークへ行き、求職活動の状況等を申告して失業の認定を受ける必要があります。

認定日には、「失業認定申告書」と「雇用保険受給資格者証」を窓口に提出するのが基本の流れです。

体調不良や急な用事、家族の事情などで、この認定日にどうしても行けなくなってしまう人は少なくありません。「1回くらい休んでも大丈夫だろう」と考えてしまう人もいますが、対応を誤ると受給に影響が出る可能性があります。

結論から言うと、正当な理由がなく認定日を欠席した場合、原則としてその期間分の基本手当は支給されません。ただし、理由によっては事前に申し出ることで認定日を変更できたり、事後的に証明書を提出することで認定を受けられたりする場合があります。

そのため、認定日に行けないと分かった時点で、できるだけ早く管轄のハローワークへ電話で連絡することが何よりも重要です。連絡が遅れるほど、対応できる選択肢が狭まってしまう可能性があるため、迷ったらまず電話をするようにしましょう。

認定日に行けないときの対応フロー。行けないと気づいたら、すぐにハローワークへ電話連絡する、行けない理由を伝え、変更や事後認定の対象になるか確認する、案内された証明書等の書類を用意する、指定された来所日に窓口へ行き、認定を受ける

行けない理由がどのようなケースに当てはまるのか、次章で詳しく確認していきましょう。

30代の女性が自宅でカレンダーを確認しながら、認定日をうっかり忘れていたことに気づき驚いた表情を浮かべている

理由によっては認定日の変更が可能

認定日には毎回同じ日時に来所するのが原則ですが、やむを得ない理由に該当する場合は、事前にハローワークへ申し出ることで認定日を変更できます

変更が認められるかどうかは理由によって異なるため、まずはどのようなケースが対象になるのかを整理しておきましょう。

認定日を変更できる「やむを得ない理由」とは?

ハローワークが公表している資料によると、次のような理由がある場合は認定日の変更が認められるとされています。

認定日を変更できる主な理由
  • 就職が決まった場合
  • 求人者との面接・選考・採用試験等を受ける場合
  • 各種国家試験・検定等資格試験を受験する場合
  • ハローワーク等の指導による各種講習等を受講する場合
  • 働くことができない期間が14日以内の病気・けがをした場合
  • 本人が婚姻する場合
  • 親族の看護、危篤または死亡、婚姻の場合
  • 子弟の入園式・入学式または卒園式・卒業式に出席する場合

このうち「親族」の範囲については、証明書の様式上「6親等以内の血族」および「3親等以内の姻族」と定義されているとされています。祖父母やいとこなど、一見遠く感じる関係の親族でも対象になる場合があるため、該当しそうな場合はハローワークに確認するとよいでしょう。

また、認定日そのものに来所できなかった場合でも、事後的に認定を受けられるケースとして、次の4つが挙げられています。

事後の認定が認められる主なケース
  • 疾病・負傷のため行けなかった場合(継続して15日未満のとき。医師の証明書提出が必要で、15日以上は傷病手当への切替対象となる場合があります)
  • ハローワークの紹介に応じて求人企業に面接するため行けなかった場合(企業の証明書が必要になる場合があります)
  • ハローワーク所長が指示した公共職業訓練等を受講するため行けなかった場合(代理人による書類提出が可能とされています)
  • 天災その他やむを得ない理由(水害・火災・地震・暴風雨雪・暴動・交通事故など)で行けなかった場合

なお、疾病・負傷による基準については、資料によって「14日以内」「15日未満」と表現が異なっている場合があります。適用される条件が変わる可能性があるため、実際に該当するかどうかは管轄のハローワークへ確認することをおすすめします。

行けない理由別・認定日変更の可否早見表。就職・面接・採用試験は変更可(証明書等が必要な場合あり)、国家試験・資格試験の受験は変更可、ハローワーク指定の講習・訓練の受講は変更可、14日以内の病気・けがは変更可(医師の証明書等が必要な場合あり)、親族の看護・危篤・死亡・本人の婚姻は変更可(親族の範囲に制限あり)、旅行・帰省などの私用は原則不可

変更の手続きは原則として事前の申し出が必要で、変更事由を確認できる証明書等の提出を求められるとされています。必要書類は理由やハローワークによって異なる場合があるため、電話で相談する際にあわせて確認しておくと安心です。

認定日を変更できない理由は?

一方で、旅行や帰省、単なる私用などの個人的な都合は、原則として認定日変更の対象にはならないとされています。

「どうしても外せない予定」であっても、それが本人や家族の事情に該当しない私的な理由であれば、変更が難しいケースが多いとされています。

やむを得ない事情かどうかは個別の状況によって判断が分かれる場合もあるため、「これは対象になるだろうか」と迷った場合も、自己判断せずに早めにハローワークへ相談することが大切です。

連絡をせずに欠席してしまうと、正当な理由の有無にかかわらず不利な扱いを受ける可能性が高くなるため注意しましょう。

40代の男性がハローワークの窓口で職員に体調不良の事情を説明しながら、真剣な表情で話をしている

求職活動の実績がなくていけない場合どうする?

体調不良やハローワークの指示による用事など、やむを得ない理由で認定日に行けなかった場合は、来所可能になった日に事後的に認定を受けられる場合があります

この場合、求職活動の実績が足りていないことを心配する人もいますが、理由によっては求職活動実績を問わずに認定される場合があるとされています。

例えば令和6年能登半島地震のような大規模な災害の際には、厚生労働省が特例措置を発表しました。指定された認定日にやむを得ず来所できなかった人について、来所日の前日までの認定を一括で行い、求職活動実績がなくても支給されるという扱いが取られています。

ただし、こうした特例は災害ごとに個別に発表されるものであり、平時の「やむを得ない理由」とは適用条件や根拠が異なる点に注意が必要です。自分のケースがどの扱いになるかは、必ず管轄のハローワークに確認するようにしましょう。

疾病・負傷が長引き、継続して15日以上働けない状態になった場合は、基本手当ではなく傷病手当への切り替えが案内される場合があります。該当しそうな人は、早めに窓口で相談しておくと安心です。

いずれのケースでも共通して言えるのは、「行けない」と分かった段階で連絡を先延ばしにしないことです。求職活動の実績が不足していること自体を過度に心配するよりも、まずは状況をハローワークに伝えることを優先しましょう。

机の上に置かれた雇用保険受給資格者証、求職活動の記録ノート、カレンダー、筆記用具

ハローワークの認定日に遅刻する場合は?

認定日を丸ごと欠席するケースとは別に、「指定された時間に少し遅刻しそう」という悩みもよく聞かれます。

この場合も、できるだけ早くハローワークへ電話で連絡することが基本の対応になります。同じ日のうちに来所できるのであれば、窓口で対応してもらえる場合もあるとされています。

ただし、閉庁時間を過ぎてしまったり、対応できる範囲を超えて遅れてしまったりすると、その日の認定を受けられず、欠席と同様の扱いになる可能性があります。

遅刻しそうだと分かった時点で「今から向かいますが、〇分ほど遅れそうです」と連絡を入れておくだけでも、窓口側の対応が変わる場合があります。連絡をためらわず、早めに電話することをおすすめします。

なお、遅刻の理由を尋ねられるかどうかは状況によって異なりますが、正直に事情を伝えておいたほうが、その後の手続きがスムーズに進みやすいといえます。

ハローワークの認定日に関するよくある質問

認定日の変更に必要な書類は?
認定日の変更を申し出る際は、変更理由を確認できる証明書等の提出を求められる場合があります。

例えば病気やけがであれば医師の証明書、面接であれば企業の証明書などが必要になるとされていますが、具体的な様式や必要書類は理由やハローワークによって異なる場合があります。

該当しそうな理由がある場合は、まず電話で問い合わせて必要書類を確認しておくと手続きがスムーズです。
認定日の日時はどこに書いてある?
次回の認定日は、「雇用保険受給資格者証」に記載されているのが基本です。

窓口で新しい認定日が指定されるたびに、その証書に日時が記入される形で案内されます。

手元に見当たらない場合や日時が分からなくなってしまった場合は、自己判断せず管轄のハローワークに問い合わせて確認するようにしましょう。
認定日に遅刻したら理由は聞かれる?
遅刻の理由を尋ねられるかどうかは状況によって異なりますが、窓口で事情を聞かれることは珍しくないとされています。

体調不良や交通機関の乱れなど、やむを得ない事情がある場合は、正直に伝えておいたほうがその後の対応がスムーズになりやすいといえます。

反対に、連絡もなく大幅に遅刻してしまうと、その日の認定を受けられず欠席と同様の扱いになる可能性があるため注意が必要です。

まとめ

ハローワークの認定日にどうしても行けない場合は、まず自己判断で欠席せず、すぐにハローワークへ電話連絡することが最も重要です。

就職や面接、資格試験の受験、ハローワークが指示した講習の受講、14日以内の病気・けが、本人の婚姻、親族の看護・危篤・死亡・婚姻など、やむを得ない理由に該当する場合は、事前の申し出により認定日を変更できる可能性があります

一方で、旅行や私用などの個人的な都合は、原則として変更が認められにくいとされています。

遅刻しそうな場合を含め、早めの連絡と証明書等の準備が、認定を無事に受けるための鍵になります。状況に応じて、迷わず管轄のハローワークへ相談してみてください。

30代の男性がノートパソコンの前で笑顔になり、安心した表情で軽くガッツポーズをしている

認定日を変更できるかどうかは理由や状況によって変わります。自分のケースで失業保険がどうなりそうか、LINEの無料診断で目安を確認してみてはいかがでしょうか。