仕事中にパニック発作が出てしまう…
会社に行くのが怖くて、朝がつらい…
でも、転職してもまた同じような状況になったらどうしよう…
そんなふうに悩んで、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
パニック障害を抱えながら働き続けるのは、決して簡単なことではありません。
ですが、無理を続ける必要もありません。
パニック障害や発作を抱えながら働き続けることは、決して甘えではありません。
むしろ、「今の働き方をこのまま続けて大丈夫なのか?」と立ち止まって考えることは、とても大切な判断です。
この記事では、「パニック障害があっても働きやすい仕事の特徴」や「転職を考えるときにやっておきたい準備」「職場での伝え方やサポートの受け方」まで、実践的な内容をわかりやすく解説していきます。
限界を感じている今だからこそ、自分にとって無理のない働き方を一緒に考えてみませんか?
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退職サポーターズ編集部
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パニック障害の人が転職で向いている仕事は?

パニック障害を抱えている人でも安心して働ける転職先は主に3つあります。
- 事務職やデスクワーク系
- Web・IT関連、テレワーク可能な仕事
- 軽作業など淡々とこなせる仕事
ここからは3つの職場について解説していきます。
職種 | 向いている理由 | 起こりうる課題 | 成功のためのヒント |
---|---|---|---|
事務職 | ルーチンワークが多く、業務量の調整がしやすい。人との距離感も保ちやすい。 | 繁忙期のストレスや、職場の人間関係によるプレッシャー | スケジュール管理を意識し、困ったときは早めに相談する。休憩もこまめに取る。 |
Web・IT関連 | 在宅勤務が可能な場合が多く、自分のペースで作業しやすい。刺激の少ない環境を作れる。 | オンライン中心の働き方で孤独を感じることも。自己管理も求められる。 | 作業環境を整える。こまめに人と話す時間を作る。生活リズムを意識する。 |
軽作業(工場・清掃など) | 単純作業が多く、黙々と取り組める。体力的な負担が少ない仕事を選びやすい。 | 単調な作業で集中力が切れたり、環境によっては騒音や刺激が強いことも。 | 目標を立てて達成感を得る工夫を。環境が合わない場合は改善を試みる。 |
事務職やデスクワーク系
事務職やデスクワーク系の仕事は、仕事の中身がルーティンワーク中心で、ペースもそこまで変わりません。
安定した中で仕事ができるため、落ち着いて仕事がしやすいと言えます。
突発的に仕事が舞い込んだとしてもあくまでも突発的なので、十分な対応はしやすいでしょう。
Web・IT関連、テレワーク可能な仕事
テレワークが可能な仕事は、通勤のことを考えなくて済む点が一番のメリットと言えます。
様々なことで不安を感じ、恐怖につながっていくことがある中でテレワークであれば、その要因はできるかぎり減らせます。
またチャットツールを活用して仕事のやり取りができるので、電話でのやり取りもせずに済むケースもあるでしょう。
パニック障害など精神疾患を抱える方にとって、テレワークでの働き方はメリットが大きいのです。
軽作業など淡々とこなせる仕事
軽作業と呼ばれる仕事もまた、淡々と仕事をこなせる分、ある種ルーティンワーク的な要素があります。
やるべきことが決まっていて、イレギュラーなことが起こりにくいのも大きな要素です。
軽作業などは今の時代にも多く用意されており、社会復帰の第一歩としても活用できます。

パニック障害の人が転職先を選ぶポイントは?

今の職場ではパニック障害に対する理解・協力は得られない場合には転職がおすすめです。
その際の転職先の選び方として以下の5つが挙げられます。
- シフト制や勤務時間の自由度が高い職場
- 通勤に時間がかからない職場
- 福利厚生の充実した職場
- 病気への理解度が高く相談窓口がある職場
- 雇用枠にも注目してみる
ここからは5つの選び方について詳しく解説します。
シフト制や勤務時間の自由度が高い職場
パニック障害はいつ起きるかわからないからこそ厄介な病気です。
だからこそ、勤務時間に関する自由度が高い職場であることがおすすめです。
シフト制、フレックスタイムなど自由な働きが可能となる職場であれば、パニック障害が仮に起きても対応しやすくなります。
また柔軟性のある勤務時間であることは、通勤ラッシュを避けるなどの対策もとりやすくなるのです。
通勤に時間がかからない職場
パニック障害を抱える方にとって鬼門となるのが通勤ラッシュです。
例えば、郊外に住む方は1時間前後の時間を満員電車で過ごさなくてはならず、「ここでパニックになったらどうしよう…」と不安になる方もいます。
その点、通勤に時間がかからない職場であれば通勤ラッシュを回避できるほか、余裕を持ったスケジュールで過ごせます。
通勤に時間がかからないエリアで転職先を探すのがおすすめです。
福利厚生の充実した職場
福利厚生が充実している職場は万が一の時に安心です。
休職制度のほか、時短勤務制度など、パニック障害になっても安心な制度があることはプラスです。
またメンタルヘルス研修を行っている企業であれば、パニック障害への理解も得られやすいでしょう。
福利厚生の充実は従業員のケアにお金をかけていることを意味しており、おすすめです。
病気への理解度が高く相談窓口がある職場
何と言ってもパニック障害だけでなく、様々な疾病への理解がある職場が転職先として望ましいでしょう。
その中でも、病気に関する相談窓口がある職場はかなり信頼できます。
企業が提携する医師に対してすぐに相談できる環境は心強いと言えます。
雇用枠にも注目してみる
パニック障害を理由に障害者手帳を手にすることができれば、障害者雇用枠を活用して転職することができます。
パニック障害以外にも何かしらの症状を抱えていないと障害者手帳は手に入りにくいと言われていますが、症状によっては手に入れることは可能です。
障害者雇用枠で転職できれば、病気に対する理解は得られやすくなり、発作が起きてもサポートが入りやすいでしょう。
パニック障害の人が仕事を続けるための対策

もしもパニック障害になってしまった場合に、それでも仕事を続けるための対策が主に3つあります。
- 自分の症状を理解する
- 周囲の人からの理解と協力を得る
- 休職してしっかり療養する
パニック障害を抱えながらも仕事を続けていくための対策についてまとめました。
自分の症状を理解する
パニック障害になると確かにショックですが、どんな症状が自分の身に起きるのか、症状の理解を進めるのが大切です。
パニック障害の症状にはパニック発作や予期不安、広場恐怖があります。
広場恐怖はパニック発作が生じた場所に来ると怖い気持ちが出てしまう状態を指し、この場合の「広場」は人がたくさんいる場所というもので、場所は人それぞれで変わるのが特徴です。
エレベーターに乗っていると発作が出るかもしれないという方は最大限エスカレーターや階段で移動するケースも見られます。
症状をある程度理解していれば、発作を起こさないような立ち回りが可能となるのです。
周囲の人からの理解と協力を得る
パニック障害と診断された場合、周囲の人たちの協力を得て、理解してもらうことがとても大切です。
最大の理由は仕事中にパニック発作が起きる可能性があるためです。
パニック発作が起きても周囲の人がサポートする形であれば安心して仕事に臨めるほか、これ以上のパニック、不安を防ぐことができます。
裏を返せば、この点で協力を得られそうにない場合には転職を検討するべきでしょう。
休職してしっかり療養する
パニック障害を抱えながら仕事をするのは本当に大変なことです。
100%もしくはそれに近い状態で仕事をしたいという方は、休職して療養することをおすすめします。
傷病手当金などの対象になるので、少なくとも無収入で過ごすことにはなりません。
金銭的な不安を抑える形で治療に専念することは、ごまかして働き続けるよりも将来的に見ればプラスに働くと言えます。


パニック障害とは?(基礎知識)

最初にご紹介するのはパニック障害の症状や原因についてです。
パニック障害にはどのような症状があり、どのような原因で発症するのかを解説します。
パニック障害の症状
パニック障害の症状は少なくとも10種類以上ありますが、大きく分けて3つに分けることができます。
- 自律神経系の症状
- 全身で起きる症状
- 精神的な症状
自律神経系の症状では動悸や頻脈、発汗、ふるえ、口渇が挙げられ、全身で起きる症状には息苦しさ、窒息感、胸のつかえ、紅潮や寒気などがあります。
精神的な症状では、めまいやフラつき、自制できないことへの恐怖感、死への恐怖などが見られます。
パニック障害の診断基準では上記の症状を複数経験するなどの要件があるのが特徴です。
また、恐怖を抱く場面があること、突発的に症状が始まることや症状開始後数分で強い症状に発展することもパニック障害の特徴とされています。
パニック障害の原因
パニック障害の主な原因として脳内神経伝達物質のバランスが乱れていることが挙げられています。
中でも「セロトニン」と「ノルアドレナリン」がパニック障害に大きな影響を与えているのです。
セロトニンに関しては脳内神経伝達物質のコントロールに関与し、ノルアドレナリンは不安・恐怖に関わっています。
一方で脳内神経伝達物質のバランスの乱れは誰しもがなってもおかしくないことで、いきなりパニック障害を発症することもあります。
パニック障害になるきっかけなどは人それぞれですが、急に発症するため、ショックを覚える方も少なくありません。
パニック障害の人が転職前にやっておきたい準備とは?
転職は、ただでさえエネルギーが必要な大きな決断。
ましてやパニック障害を抱えている場合、自分に合った環境を見極めるための「準備」がとても重要です。
ここでは、転職活動を始める前にやっておきたいことを3つ紹介します。
自分の状態を整理する(自己分析)
まずは、「今の自分がどんな状況にあるのか」をしっかり把握しましょう。
どんなときに発作が起きやすいのか(通勤・会議・人混みなど)、仕事の中で特につらいと感じている部分はどこか、逆に問題なくできていること・得意なことは何か…。
こうした点を紙に書き出してみるだけでも、転職先に求める条件がはっきりしてきます。
希望条件をリストアップする
自分の状態がある程度整理できたら、「どんな職場なら無理なく働けそうか」を考えてみましょう。
たとえば、通勤時間が短い方がいい、テレワークできる仕事が理想、精神的な配慮をしてくれる環境があると安心…など。
希望条件には優先順位をつけておくと、求人を比較検討するときにも役立ちます。
医師や家族と相談する
最後に、転職を考えているタイミングで、必ず主治医に相談しましょう。
体調面のアドバイスだけでなく、「今は治療を優先すべきか」「どんな働き方が合いそうか」といった視点でもアドバイスがもらえるはずです。
また、家族やパートナーなど信頼できる人にも話してみることで、自分では気づいていなかった不安や選択肢に気づけることもあります。
履歴書・職務経歴書はどう書く?パニック障害との向き合い方
転職活動では、履歴書や職務経歴書が第一印象を決める大切なツールになります。
パニック障害がある場合、「病状を伝えるかどうか」「どんなふうに伝えればいいか」と悩む方も多いはず。ここでは、その判断のヒントと、書類作成のポイントを紹介します。
パニック障害を履歴書に書くべきか?
結論から言うと、一般的な求人(障害者雇用ではない枠)では、必ずしも病状を開示する必要はありません。
ただし、職場で何らかの配慮が必要な場合や、面接で聞かれる可能性が高いと感じる場合は、あらかじめ書いておく方が安心できるケースもあります。
開示するかどうかの判断基準としては、
- 症状が仕事に影響する可能性があるか?
- 発作が出たときに、周囲の理解やサポートが必要か?
- 体調に波があり、フルタイム勤務が難しい時期があるか?
といった点を考慮するとよいでしょう。
書く場合は「ポジティブな伝え方」を意識
パニック障害について記載する場合は、単に病名を書くのではなく、「現在どのように向き合っているか」「働くうえでどう工夫しているか」までを簡潔に伝えると、ネガティブな印象を和らげることができます。
たとえば、
現在、パニック障害の治療を受けながら、体調を整えつつ業務を継続しています。業務に支障が出ないよう、主治医の指導のもとセルフケアや体調管理に努めています。
自分の強みや工夫した経験を盛り込む
書類には「できなかったこと」よりも、「自分なりに工夫したこと」「乗り越えた経験」「得意な業務・成果」などをしっかり書くことが大切です。
- 「納期に追われる中でもタスク管理を工夫して乗り越えた」
- 「体調管理を意識し、勤務中の集中力を維持できるようにしていた」
など、等身大の経験でもOK。自分なりに工夫して働いてきたことをアピールしましょう。
パニック障害がある場合の面接対策
書類選考を通過したあとの面接では、病状のことに触れるかどうか、伝え方に悩む方も多いはずです。
ここでは、安心して面接に臨むためのヒントや、伝えるべきこと・聞いておきたいことを紹介します。
病状について聞かれたらどう答える?
パニック障害について面接で聞かれた場合は、正直さと前向きさのバランスが大切です。
病状のすべてを詳しく話す必要はありませんが、業務に影響する部分がある場合には、最低限伝えておいた方が入社後も安心して働けます。
伝え方の例
「現在も治療を継続していますが、日常生活に大きな支障はありません。体調が安定するよう自己管理を心がけており、業務への影響は最小限にとどめられています。」
できる限り前向きな視点で、「こういう工夫をして働いている」と具体的に話せると好印象につながります。
面接で確認しておきたいこと
パニック障害がある方にとっては、職場環境や働き方の柔軟性が非常に大切なポイントになります。
面接の最後などで、下記のようなことを質問してみるのもおすすめです。
- 在宅勤務や時差出勤の制度はありますか?
- メンタルヘルスに関するサポート体制はありますか?
- 業務の進め方に関して、ある程度裁量を持って調整することは可能ですか?
このような質問は、「働きやすさ」を大切にしている印象を与えつつ、自分に合った職場かどうかを見極める材料にもなります。
模擬面接を活用する
事前に信頼できる人と模擬面接をしてみるのも効果的です。
質問に答える練習をすることで、緊張感のコントロールや伝えたいことの整理にもつながります。
入社後に気をつけたいこと
転職が決まっても、新しい環境でうまくやっていけるかどうかは大きな不安の一つです。
ここでは、パニック障害を抱えながら新しい職場で働き始めるときに、意識しておきたいポイントをまとめました。
無理に“完璧”を目指さない
新しい職場に馴染もうとして、「最初から全力でがんばらなきゃ」と自分を追い込んでしまう方も少なくありません。
でも、慣れない環境で無理をすると、体調を崩したり、発作が起きやすくなってしまうことも。
まずは最低限の業務をこなすことに集中し、少しずつできることを増やしていくスタンスでOKです。
信頼できる人に病状を共有しておく
入社直後にすぐ伝える必要はありませんが、業務に支障が出る可能性がある場合や、配慮が必要な場面が想定される場合には、信頼できる上司や人事担当者に病状を共有しておくと安心です。
たとえば、以下のように伝えるとスムーズです。
「時折体調を崩すことがあるのですが、事前に相談できる環境があると助かります。」
事前に少しでも共有しておくことで、いざというときにサポートを受けやすくなります。
相談できる窓口を確認しておく
会社によっては、産業医やメンタルヘルス相談窓口など、社内外のサポート体制が整っていることもあります。
入社時のオリエンテーションや面談の機会があれば、利用できる制度について聞いておきましょう。
「困ったら頼れる場所がある」とわかっているだけでも、不安感は大きく減ります。
パニック障害の人が利用するべき転職サービス・支援機関

パニック障害になった方が利用した方がいい転職サービスや支援機関が主に5つあります。
- 退職サポーターズ
- ハローワーク
- 就労移行支援事業所
- 転職サイト
- 転職エージェント
退職サポーターズ(失業保険の給付金サポート)
まず最初に紹介したいのが、失業保険の給付金申請サポートを行っている「退職サポーターズ」です。
退職後に受け取れる給付金の制度を活用して、最大で200万円の支援を受けながら休養・転職準備を進めることができるサービスです。
「もう仕事が限界…でも、いきなり転職活動なんてできない」
「パニック発作でまともに働ける状態じゃない…」
そんな不安を抱える方が、少しでも安心して立て直すためのサポートを提供しています。
LINEで無料相談ができるため、今すぐに転職したいわけではない方でも気軽に利用できます。

ハローワーク
ハローワークは、パニック障害を始めとする障害を抱えた方向けに窓口を用意しています。
パニック障害を抱えている方でも安心して利用できるよう、様々なアドバイスをしてもらえるでしょう。
また仕事に関する話題や転職相談など幅広く提供しており、困ったことがあればいつでも相談できます。
何より、障害を持つ方を対象にした就職面接会があるのも特徴的で、利用する価値は十二分にあると言えるでしょう。
就労移行支援事業所
就労移行支援事業所は、障害などを抱える方が就職や転職を目指すのにサポートしてくれる支援機関です。
基本的に就労移行支援事業所はちゃんとした認可を得た事業者が運営しており、安心です。
転職するための知識やスキル、履歴書などの作成支援など、サービスは多岐にわたります。
また転職先に関して、どのような雰囲気なのかを紹介してくれるケースもあるので魅力的です。
パニック障害でも利用できるかどうか、事前に自治体などに相談し、利用できるかを聞いてみましょう。
転職サイト
転職サイトは、自分で就職先を見つけたい方が利用できるサービスです。
多くの求人があるので、自分のペースで見つけ出すことができ、自分が受けてみたいと思った企業に応募できます。
誰かに促されるようなこともないので、落ち着いて転職活動ができるのもポイントです。
おおよそ働きたい業種・職種が決まっている方は転職サイトでも何ら問題はありません。
転職エージェント
転職エージェントは、キャリアアドバイザーがついて転職支援を行うサービスです。
無料で利用することができ、ヒアリングの中でパニック障害であることを伝えれば、自分に合った職場をマッチングしてくれます。
中には障害などに特化している転職エージェントもあるので、そちらの利用もおすすめです。
病気に理解がある人がエージェントであれば、スムーズな転職活動につながりやすいでしょう。
パニック障害転職でよくある質問は?
パニック障害を理由にした転職において、よくある質問をご紹介します。
- パニック障害でも仕事はできますか?
- 結論から言いますと、パニック障害になっても仕事はできます。
パニック障害は薬を服用しているうちは症状が安定し、その間は仕事のパフォーマンスが落ちることが少ないです。
大事なことは症状を安定させることであり、まずはしっかりと休んで薬を服用し続けることが求められます。
症状が落ち着いたら、仕事を再開しても大丈夫です。
- パニック障害で障害年金はもらえますか?
- パニック障害になったからといって、パニック障害だけだと障害年金はもらえません。
障害年金の対象となる精神疾患は「精神病」に該当するもので、パニック障害は「神経症」に該当するため、対象外だからです。
パニック障害以外にも精神病に該当する症状があれば、障害年金の対象となり得ます。
パニック障害の症状が引き金となって、別の精神疾患を招くケースも考えられます。
パニック障害になってから間もなくは対象外でも、症状の進行次第では対象になってくる可能性があるので、その都度、判断する必要があるでしょう。
- 転職活動の面接時にパニック障害のことは伏せるべき?
- 転職活動の面接時に、パニック障害のことを正直に伝えるか、伏せるかは状況次第です。
例えば、正直にパニック障害であることを伝えた結果、最大限の配慮がなされた上で働ける可能性が出てきます。
また障害者雇用枠を利用する場合、正直にパニック障害であることを伝えた方が就職が決まりやすくなります。
一方で、薬の服用で症状が安定している場合などは、わざわざ伝える必要はありません。
あくまでもその時の状況次第で判断していくのがおすすめです。
パニック障害で辛いなら転職ではなく退職も視野に入れよう

今の職場だとパニック障害に関する理解が得られないので、転職を検討している方は多いかもしれません。
一方、パニック障害の症状が重いと、転職よりも療養の方にシフトした考え方がおすすめです。
最初は休職でもいいですが、いずれは退職という選択肢を検討してみるのも1つの手です。
お金の不安があるなら給付金制度を利用するべし
「退職したいけれど、お金に関する不安がある…」という方も多いのではないでしょうか。
退職したのはいいけれど無給状態だと生活がきついという状況では、パニック障害の症状は悪化してしまうかもしれません。
そこでおすすめなのが社会保険給付金制度です。
社会保険給付金制度は過去に支払った保険金が退職をきっかけに戻ってくるというもので、結構まとまったお金を手にすることができます。
貯金がなくてお金の不安を抱えている方でも一定の年数働いていれば、そこそこの期間をやり過ごせるだけの貯金を確保できるでしょう。
お金に不安があり、なかなか退職に踏み切れない方は社会保険給付金制度の活用を目指すことをおすすめします。
給付金を損なく利用するなら退職サポートサービスの利用がおすすめ
一方で社会保険給付金制度は色々と手続きが必要ですが、この手続きがなかなか厄介です。
書類なども色々と用意しないといけないので、時に手違いや間違いなどでスムーズに受け取れないことも考えられます。
そこでおすすめなのが退職サポートサービスです。
退職サポーターズでは退職サポートサービスを手掛けており、社会保険給付金制度に対するサポートを行っています。
間違いなどがあるとその訂正などに時間を要しますが、退職サポートサービスを活用すれば最初から正しい状態で申請を出すことができるでしょう。
スムーズに辞めてスムーズに社会保険給付金制度を活用したい方は、退職サポートサービスの活用をおすすめします。

まとめ
今回はパニック障害を抱えた方の転職に関する話題を中心にご紹介していきましたが、最後に今回ご紹介した内容を振り返ります。
- パニック障害になったら周囲の人からの理解と協力を得るようにする
- パニック障害になったら、勤務時間などの自由度が高い職場がおすすめ
- パニック障害になったら、ルーティンワークや軽作業、テレワーク可能な仕事がおすすめ
- ハローワークなどを活用し、現状を相談するのが確実
- お金に不安があれば社会保険給付金制度の活用を
パニック障害になってしまうと、絶望的な気持ちになってしまう方がいるかもしれません。
しかし、パニック障害になっても仕事を両立させている方も多いです。
これらの方はパニック障害になった方を対象とした支援を有効活用しているケースが目立ちます。
1人で抱え込むことなく、色々な方の助けを借りることも非常に大切なことなのです。
今の職場だとそれが見込めないという場合には、すぐに転職などの判断をして、その部分を軸に転職活動をしてみてはいかがでしょうか。
また退職サポーターズではこれから退職される方に向けて、
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