本記事では、再就職手当の手続きで必要になる書類について紹介します。
再就職手当をもらうためには、ハローワークから指定されたさまざまな書類を用意しなければなりません。
再就職手当のような給付金をもらう機会はそう多くないため、どんな書類を用意すればいいのか分からず、申請を迷っている方も少なくないでしょう。
必要書類のもらい方や、申請をする際の流れなどについても詳しく解説しているので、再就職手当の受給を検討中の方はぜひ参考にしてください。

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再就職手当の必要書類

再就職手当を申請する際は、以下の5つの書類が必要になります。
- 採用証明書
- 再就職手当支給申請書
- 雇用保険受給資格者証
- 失業認定申告書
- 勤務実績の証明書類
どういった書類なのか、それぞれ解説します。
採用証明書
採用証明書は、再就職できたことを証明する書類です。
この書類をハローワークへ提出することで、再就職手当の申請と同時に、失業保険の停止が可能になります。
申請者本人が記入する箇所は、支給番号と氏名や住所などの個人情報のみで、残りの項目は再就職先に渡して記入してもらうかたちです。
支給番号の数字は、ハローワークから発行される雇用保険受給資格者証に記載されています。
再就職手当支給申請書
名前のとおり、再就職手当を受け取りたいとハローワークに申請するための書類です。
再就職手当支給申請書の記入欄には、再就職先に記入してもらう欄と、自分の氏名や住所などを記入する欄があります。
雇用保険受給資格者証
雇用保険受給資格者証は、失業手当を受け取る資格があることを証明する書類です。
名前が似ていますが「雇用保険被保険者証(保険証)」とは別のものなので、間違えないように気を付けてください。
失業認定申告書
失業認定申告書は、失業状態にあることをハローワークに認めてもらうための書類です。
「再就職手当支給申請書」をもらうときに必要になります。
勤務実績の証明書類
再就職先で本当に働いていることを証明するための書類です。
再就職先で使用するタイムカードの写しなどがこれに該当します。
再就職手当に必要な書類はいつ、どこでもらえる?

再就職手当に必要な書類はいつ、どこでもらえるのか、それぞれ解説します。
雇用保険受給者資格証はハローワークでもらう
雇用保険受給者資格証は、ハローワークでもらえます。
ハローワークで雇用保険の受給手続きをすると、受給説明会が開かれるので、それに参加すると雇用保険受給資格者証がもらえます。
採用証明書は再就職先もしくはハローワークでもらう
採用証明書は再就職先、もしくはハローワークにてもらえます。
ハローワークの場合は、雇用保険の受給説明会でもらえる「雇用保険受給資格者のしおり」の後ろの方に同封されています。
紛失した場合は、ハローワークの公式ホームページからダウンロードも可能です。
失業認定申告書はハローワークでもらう
失業認定申告書も、ハローワークで雇用保険の受給説明会に参加するともらえます。
また、ハローワークの公式ホームページからダウンロードすることもできます。
再就職手当支給申請書はハローワークでもらう
再就職手当支給申請書は、ハローワークの窓口でもらえます。
窓口でもらう際は、以下の書類を提出する必要があるので、事前に準備しておきましょう。
- 雇用保険受給資格者証
- 失業認定申告書
- 採用証明書
もし紛失してしまった場合でも、ハローワークのホームページにてダウンロードすることが可能です。
勤務実績の証明書類は再就職先でもらう
勤務実績の証明書類は、再就職先の人事担当や上司に依頼することでもらえます。
タイムカードや出勤簿の写しなど、実際に働いていることを証明できる書類をもらいましょう。
再就職手当を申請する流れ

再就職手当の申請手続きは、以下のような流れで進めていきます。
- 就職先に採用証明書を記入してもらう
- 再就職手当支給申請書をハローワークでもらう
- 再就職手当支給申請書の記入を就職先に依頼
- ハローワークに申請書類と雇用保険受給資格証を提出する
- 就業促進手当支給決定通知書が届く
それぞれ解説します。
退職サポーターズではこうした手続きについてもサポートさせて頂きます!
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再就職先に採用証明書を記入してもらう
ハローワークにて採用証明書をもらい、再就職先に依頼して、必要事項を記入してもらいます。
記入が終わったら返してもらい、本人記入欄のところに署名をします。
再就職手当支給申請書をハローワークでもらう
ハローワークにて、再就職手当支給申請書をもらいます。
再就職手当支給申請書をもらう際には、下記の書類を提出する必要があるので、事前に準備しておきましょう。
- 雇用保険受給資格者証
- 失業認定申告書
- 採用証明書
なお、必要書類を提出したら、失業手当の支給が終了となります。
再就職手当支給申請書を再就職先に記入してもらう
再就職手当支給申請書をもらったら、再就職先に提出して必要事項を記入してもらいます。
記入してもらったら、本人確認欄に自分の氏名・住所・電話番号を記入します。
ハローワークに必要書類を提出する
最寄りのハローワークに行き、以下3点の書類を提出します。
- 再就職手当支給申請書
- 雇用保険受給資格者証
- 勤務実績を証明する書類
ハローワークに受理されれば、ひとまず申請手続きは完了です。
就業促進手当支給決定通知書が届く
申請手続きが完了して1ヶ月後に、ハローワークが申請者の雇用状態を確認するため、再就職先に連絡を行います。
退職や休職をしていないと判断されれば、支給条件をクリアしたことになり、「就業促進手当支給決定通知書」が自宅に届きます。
就業促進手当支給決定通知書が届いたあとは、1週間以内に口座へ手当が振り込まれます。
再就職手当支給申請書は郵送もできる

再就職手当支給申請書の提出は、郵送でも可能です。
ハローワークは土・日・祝日には手続きを行えないので、仕事が忙しくてなかなか時間を作れない人は、郵送での申し込みを検討してみると良いでしょう。
再就職手当の申請は2年以内なら間に合う

再就職手当の申請期限は、再就職後1ヶ月以内が原則となっています。
しかし、申請期限を過ぎたとしても、2年以内であれば申請が可能です。
申請期限が過ぎていると思い、再就職手当の受給を諦めてしまっている方は少なくありません。
まだ間に合う可能性もあるので、いまいちど条件に当てはまっていないか確認してみることをおすすめします。
申請期限が過ぎてお困りの方は、「再就職手当をもらい損ねた場合の対処法!もらわなかった場合の申請方法と注意点」にて対処法を詳しく解説しているので、併せてご一読ください。
まとめ
今回紹介した再就職手当の必要書類に関するポイントをまとめると、以下のとおりです。
- 再就職手当で必要になる種類は5つある
- 必要書類のほとんどはハローワークでもらえる
- 必要書類の一部は再就職先に記入してもらう
- 郵送での申請にも対応している
- 申請期限の時効は2年
再就職手当の申請には、さまざまな書類を用意する必要があり、何度も署名をしたり、再就職先に書類の記入を依頼したりと、面倒なことが多いのは事実。
しかし、郵送での申請にも対応しており、申請期限の時効も2年間と長く、新しい職場で忙しい生活をしている人でも申請がしやすい手当です。
まとまった額をもらえることもあり、多少面倒でも申請する価値は大いにあると言えるでしょう。
今回の記事が、再就職手当の申請を前向きに検討するきっかけになれたら幸いです。