定年退職でも失業保険をもらえる?受給条件やもらえる金額を詳しく解説

定年を迎えたら失業保険は関係ないんじゃないの?

アルバイトを少しする程度なら対象外では?!

上記の疑問を中心に、「定年退職でも失業保険はもらえるの?」と定年退職後の生活を考えて、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

失業保険を受け取りつつ、新たに働ける場所を探したい」と定年退職後も働きたい方にとっては、失業保険を受け取れるかどうかは非常に大事な話と言えます。

結論から言いますと、失業保険を受給する条件さえ整っていれば、仮に定年退職であっても失業保険は受給可能です。

そこで今回は、定年退職でも失業保険をもらえるのかという話題を中心に、失業保険の受け取り方や支給額、受け取れる期間など、失業保険の給付金サポートを手掛ける私が詳しく解説します。

これを知れば、定年退職後も安心してライフプランを立てられ、不安に感じることなく再スタートを切れますよ。

著者情報

退職サポーターズ編集部

「退職サポーターズ」では、社会保険給付金の申請を退職のプロと社会保険労務士が支援します。当メディアでは、自己都合退職や会社都合退職にともなう手続きや、失業保険・傷病手当金などの制度について、正確かつ実用的な情報をわかりやすくお届けします。

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定年退職者が失業保険をもらうための条件

定年退職者が失業保険を受給するには条件をクリアする必要があります。

定年退職者が失業保険を受給するための条件
  1. 失業状態であること
  2. 雇用保険の被保険者であること
  3. 65歳未満であること
  4. 条件を満たしていればパートやアルバイトでも受給できる

ここでは、条件を具体的に解説します。

失業状態であること

失業保険を受給するための条件の1つに、失業状態であることが挙げられます。

失業状態とは、就業意欲と能力があり、求職活動を行っているにもかかわらず就業できない状況を指します。

失業と認定されるためには、離職後ハローワークで「求職申込」が必要です。

求職申込から7日間の待期期間が設けられ、その後に失業が認定されます。その後、適切な手続きを行うことで失業保険の受給が可能になります。

雇用保険の被保険者であること

失業保険を受けるためには、過去2年間に雇用保険の被保険者期間が12ヵ月以上必要です。

定年退職前の1年以上、フルタイム勤務していれば、通常は問題ありません。

雇用保険給付を受けるためには、働いていた期間が重要になるので、自身の働いた期間を確認しておきましょう。

65歳未満であること

失業保険を受けるためには、65歳までに離職する必要があります。

法律では、65歳前の最終日は誕生日の前々日です。

誕生日前日に退職すれば失業保険対象になりますが、誕生日当日に退職すると対象外になります。

その場合、「高年齢求職者給付金」が適用される可能性がありますが、支給期間は30〜50日と短くなります。退職のタイミングを慎重に検討しましょう。

条件を満たしていればパートやアルバイトでも受給できる

失業保険受給中にアルバイトをすることは可能ですが、以下の4つのルールを守る必要があります。

パートやアルバイトしていても受給できる条件
  • 待期期間(7日間)は働かないこと
  • 勤務時間は週20時間未満に抑える
  • ハローワークで働いていることを申告する
  • 手伝いや内職で得た収入も報告する

これらのルールを厳守することで、失業保険の受給を継続しながらアルバイトができます。

上記ルールを必ず確認し、手続きを行いましょう。